2017-01-01から1年間の記事一覧

一番危険だと思った登山経験

65年ぐらい前のことだが、高校2年になって山岳部へ入った。1年次は遠距離通学のためクラブ活動に参加することができなかった。山岳部へはいったらすぐ、3年生から「部長は2年がやることになっているから、君が部長をやれ」と言われた。ずいぶん乱暴だと思っ…

運がよくなる方法→好循環は?

私があらゆる場面で感じたこと ・大運に恵まれていると期待しない→小運でも喜ぶ。 ・小運は中運の運び役。運は連鎖する。 ・難しい仕事は幸運の素。それをやり遂げる(自分を追い込む)と、期待以上に評価を得る。 ・ネットワークの広がりも多くなる。 ・実力…

「慰安婦問題」慰安婦像問題の決め手は?

朝日新聞や日本政府がいくら唸っても、韓国の「慰安婦像バラマキ運動」を押しとどめることは出来ない状況だ。それほどのお金をかけなくても、日本政府を困らせて、いい気分になるという運動はなかなかなものかもしれない。 その結果、悲惨な目に合うのは日本…

表層雪崩の下、高校生遭難事件

子供の頃、春休みの期間が、一年で最も気分の良い時期だった。 まず、田畑は雪に埋まっているので、農作業の手伝いをせよと言われない。全部自由時間だ。3月中旬以降の太陽が降り注いだ翌日は、表面の雪解けによる水分が多いところが、夜間の気温低下で凍っ…

変な総理大臣夫人のいる国

山本七平という人を、ものすごく尊敬している。彼はクリスチャンだ。私は“じねん教”だ。だが尊敬している。彼はキリスト教だが「日本教派」だといっている。 変な総理夫人もクリスチャンらしい。しかし「若くて名前のない人が、信用を得るためにすごく努力を…

津端さん夫妻の映画(人生フルーツ)

イヤー いい気分になれる映画だった。会社で一緒だった真紀ちゃんが「つばたさんが映画になってますよ」と知らせてくれて、一緒に見に行った。 入り口のドアが開く前のところに、20〜30人ぐらい並んでいた。これには大ビックリで、永年、大勢の人が並んで入…

直系親族という問題

日本の人口再生産率が1.4程度だといわれている。二人の親から1.4人ということは、一世代の間に、人口が30%減るということだ。 その中でわが親・兄弟の中で、男系男子はどれくらいいるのか思い出してみた。私は男4人、女2人の兄妹だが、長兄には男1人・女2人…

バスと私のお伽噺・夜の闇が怖いという運転手さん

わがふる里は、標高350メートルの盆地(村全体で300余戸・1200〜300の人口)で、私の家は盆地の取っつきのムラ(集落)の真ん中あたりだった。そんなわけで、駅のある町から上がってくるバスの終点のバス停になっていた。 バスの最終は午後8時ごろで、運転手さん…

子供の頃の雪・紀元節

この数日、九州でも雪がちらついている。この風景を見ると子供の頃を思い出す。紀元節の朝は早くから学校へ行った。いつも大人たちに「紀元節のころが一番の大雪だ」と言われ続けていた。その頃は、昨日までに降った雪の上に新雪が積もり、30センチから50セ…

価値とは何か 価値の前提条件は人類・国の継続 駅伝の思想

価値のあるものとは(辞書では) a、目的実現に役立つモノ b、善きもの、望ましいもの *シチュエーションを考えると a、東京やニューヨークなどで、金さえあればなんでも買える条件 紙の金があれば何でも買える。偽札でも、みんなが信じるほどのものならば十…

経済学の原点への疑問

人類が分かった気になっていることを前提にした経済学 ①動物のある種が変化を重ねて、人類という集団ができ、その相互の支え合いの活動としての経済学 ・サルのような動物集団の一種が、変化を重ねてたどり着いた。 ex.幸島の小ザルが、砂場にまかれた麦を砂…

アメリカの白人比率が50%を切るということが気がかり?

ネットを見ていたら、近いうちに「アメリカの白人が50%を切る、大変だ」というようなことが書かれていた。その国で、いまだにユダヤ教が40%いるとも言われている。 本当かどうか知らないが、もともとインディオが100%だった国の話だ。 おそらく、白人は単調…

慰安婦像問題③韓国軍人のベトナム暴行・殺戮問題で、サイゴンの街角で怒鳴られた

「ダーン」という声が聞こえた。サイゴンの街角のこと。20代の男が指さしているのは明らかに私のように見えた。刺すような眼で、睨まれながら怒鳴られたサイゴンの街角こと。 1990年ごろだったと思うが、同志社の先生に誘われて、サイゴンやアンコールワット…

必然と偶然

・この世はすべて偶然で成り立っている? 偶然ってどういう意味? タマタマそうなったって云うこと。 ・偶然と判断したのは誰? 人間? 自然? 神? 必然屋さん? ・では、偶然という判断ができるのは必然屋さんなの? OK 「この宇宙はすべて必然で成り立っ…

人工知能は東大に合格できるのか

これは週刊新潮の記事の見出しだが、私はできる・楽勝だと思う。しかし掛け合い漫才は出来ないだろう。

人工知能(AI)に知能はあるのか

そもそも知能とはコピーのこと? 組合わせのこと? 判断のこと? 判断のもとはコピー? 組合わせ? 「うまくやる、あんじょうする」 「アンジョオ」(大阪ことば事典)=うまく、体裁よく、ていねいになどの意。「味よく」である。 「味よく」とは、個人の嗜好…

スノーデン

この映画はすごい。週刊新潮には、オリバー・ストーンが9回取材したと書かれている。実際映画に出てこないところもたくさんあるだろう。 実は、ドキュメント版が、3〜4年前に作られているらしいので、それの方を見たかったのだが。制作時の判断や、取材者…

慰安婦像問題②プサンでかかわった日韓討論会

1995年夏、14−5人のグループでプサンに行った。これは早くから企画していたもので、それぞれ一般人として、日韓文化の交流について話をしようということになっていた。ところが、夏休み頃になると「慰安婦問題」が大きくマスコミに乗ってきた。そんな空気で…

慰安婦像問題解決の“お守り札”作戦

テレビを見ていると、プサンの慰安婦像について「韓国は約束を守らない、政府も信用できない」という意見が多い。しかし問題の原点は日本側のマスコミにある。 そもそも、この問題は韓国側が云いだしたものではない。超・割り切って整理してみる。 ①最初は朝…

根を張るということ

去年の秋10月、誘われて嵐山にいった。その時船から見た崖に生えている樹木の、根の張りように感動した。舟が動いていて、安物のカメラなので、すごいところが取れていないが、一応、その一端が分かるような写真を載せる。 本当は、もう一度「根の張りよう」…

じねん教・知的労働生産には、平凡常識が第一

*平凡とは、ヒネクレテいない素直な見方ができること。 *常識とは、みんなが当たり前だと思うこと。 このことを前提に我々の暮らしを考えると、①前の世代の人たちに労働の受け継ぎ、知恵の受け継ぎのお蔭、②今生きている自分以外の人の知恵や仕事の産物、…

自分史の視点 160416

自分一人の中で人類史をなぞっているのが自分史 ・私はテレビで駅伝を見るのが好きだ。 ・自=おのずから ・分=分けること ・史=ふびと(記録係)、ふみ(記録、正史)

歴史を二分して考える 去年の3月ごろ

「歴史とはなにか」岡田英弘著、文春新書 を読んだ。岡田は人によって時代区分が違い、ほぼ自分が感じた時代がその人の「現代史」だという。納得できる。 現代=自分に“ものごころ”がついてから知ったり感じたりしたこと。当然ながらその範囲や感じ方は人に…

樹の中身は根である

去年の2月ごろ、霜田さんと上田篤さんなどと京都駅で少し話を聞いたとき、上田さんが「樹を直接食べるものはいない。エサになるのは葉っぱと樹皮だ」と言っていた。光合成の役割を果たしていないものはエサにならないということらしかった。だから樹の幹(木…

パールバック

16年2月のメモ パールバックの「大地」を読んでいると、中国の国民性が、気候によって形成されたことが分かる。日本も同じことが言える。<中国>パールバックの「大地」を読んでいても、旱魃とか、大洪水、群雄割拠による戦乱など、自分の生存環境以外から…