子供の頃の雪・紀元節

この数日、九州でも雪がちらついている。この風景を見ると子供の頃を思い出す。紀元節の朝は早くから学校へ行った。いつも大人たちに「紀元節のころが一番の大雪だ」と言われ続けていた。その頃は、昨日までに降った雪の上に新雪が積もり、30センチから50センチぐらいのラッセルだった。
この時は上級生と一緒なのだから、気にすることはなかった。前に書いたような気がするが、3年生の12月からストーブ当番が回った。この時は新雪が降ったら自分たちがラッセルを覚悟しなけりゃならなかった。
昨日、今日山陰方面に雪が降っているが、おそらくガソリンで動く除雪機が活躍しているのだろう。それでも「○○地域が孤立している」などと云うニュースが大問題のように報じている。
上記のような子供の頃は、バスが12月中旬から3月末までは来なかった。3月の下旬に集落のみんながデゴトとして県道の雪かたずけをして、やっとバスが来た。5月に初めてバスが上がってくることもあった。別に孤立しているという気分はなかった。