2015-01-01から1年間の記事一覧

人形浄瑠璃・一谷雙葉軍記、熊谷桜の段、陣屋の段(博多座)

劇場が文楽向きではないので、極めて見にくかった。それはさて置き、日本の伝統思考について考えてしまった。 一つ目は、日本の伝統庶民文化と天皇制のことだ。常々なぜ天皇制が続いてきたのかということに疑問を持っていた。武力も経済力もない状態が1000年…

今年のノーベル賞は、痛快で面白い。

ノーベル賞のニュースが二日続いて、その2件を聞きながら「えらい違いだな」と思った。 大村さんは、シコシコ自分で稼ぎながら研究を続けてきて、巨大なアフリカの病魔と闘った人だ。翌日の物理学賞の梶田さんは、国のお金で巨大な設備を作って、成果を上げ…

70年前の天文少年

今朝5時前ごろ、オリオン座流星群を見ていた。30分ぐらい見ていたら、オリオンの4角形の赤い星ベデルギュースの左上あたりで、弱い流れ星を2~3見た。 そのすぐ後に、ベデルギュースやリゲルより明るいぐらいの光が、同じあたりで一瞬見えた。これは流れな…

見事なサツマイモ堀り

10月13日朝、友人に「イノシシが来てミミズをほじっているようなんです。サツマイモには見向きもしないようなので、もう少し蔓の葉が枯れるようになってから芋ほりをしましょうか」といった。(1枚目) 15日朝、畑を見ると、蔓をわきへ押しやって2/3ほどのサツ…

横浜の傾きマンション

テレビ、新聞、週刊誌にとって、当分ネタのサポートになりそうだ。 どれも口をそろえて「ケシカラン、けしからん」の大合唱だが、「買う以前にどうすればよかったか」「今後どうすればいいか」ということにはあまり触れない。 「大手業者だから安心していた…

東日本豪雨・鬼怒川氾濫の被災者に云った言葉

「ベッドなどがいるんじゃないですか」と朝日テレビのアナウンサーは、84歳の女性の被災者に云った。そのオバアサンは「命を助けていただいて本当の感謝している」といい、その顔つきは「そんな身勝手なことがいえるか」と、変な若い女のアナウンサーの同情…

刺身サバとサンマの会 台風の影響を受ける

10月3日の我が家での「刺身サバとサンマ焼き会」は、台風の影響で半分実現できなかった。月末に台湾を襲った台風が、九州はすり抜けたと思ったが、日本海を迂回しながら強力な温帯低気圧となって、関西以東に暴風雨をもたらした。その影響委で五島近海も漁が…

ラジオで高校生の俳句をやっていたので

はがきを出しに行くためクルマに乗ったら、俳句をやっていたので、運転しながら考えた。 赤と白の ヒガンバナに拠る クロアゲハ 十余年 番いで馴染む クロアゲハ

クロアゲハ蝶

ここに越してきた時からこのアゲハチョウがいる。長い付き合いだが、うまく写真に撮れたことはなかった。 彼岸花が好きだということも知らなかった。何度もシャッターを押したがとれているかな。 手前の白い彼岸花にいる蝶はよくわかるが、もう一羽はその右…

彼岸花

白いほうが早く咲く。初めはピンクがかっているが、だんだん白くなる。

台風のコースは、最悪ではなかった。

福岡が直撃を受けたが、この家で感じている分には、北東の風、北風、西風と変わっていったので、台風の中心が東を通ったようだった。風のピークは7時頃だった。テレビやラジオのニュース・予報より30分〜1時間ぐらい早く来る。 台風の予報も、間違えないた…

台風のコース

今度の台風は、この糸島にとって最悪のコースを通りそうだ。 天気予報のニュースの人たちは、「今度の台風はそれて、影響はないそうです」などと気楽に言うが、この前の台風は台湾を直撃し、大陸でも大雨になった。 時に北朝鮮に行ったりすると、気になる。…

オリンピック関連のデザインで、恥さらしは審査員だ

模倣だったからダメだ、という話がテレビで出ている。問題は模倣以前だ。何をするにしても「心」がいる。 心のないパタン整理だけの作品を選んだ審査員は、地位の高い人なんだろう。そういう人は自分の意見より、空気に合わせることが得意なんだろう。

日本人の優しい心のルーツは気候からきている

「自分はどこから来たのだろう」とか、「日本人のルーツ」に関心を持つようになったのは、20歳の時ビッグバンのことを聞いてからのように思う。それから 私は戦前最後の飢餓体験世代なので、小学時代から「日本は平地が少ないから食糧不足なんだ。平野の多い…

デザインは、適当な型の寄せ集めなのか

オリンピックの看板のデザインのようなものが決まったというニュースで、パタン図のようなものをテレビで映していた。「何を言いたいのか」がさっぱりわからなかった。 何か訴えるものがないものは、‟芸”とはかかわりがないものだ。小説でも、詩でも、絵画で…

縄文時代の煮物土器は世界の大発明

日本の文化・科学のルーツは、縄文時代の煮物用土器だと思っている。下が尖った縦長の土器で、たき火の中に刺して周りの熱で煮炊きしたのだろう。 これは世界初の発明かもしれない。煮物という技術で、食べ物の対象が広がり、食材の蓄積ができるようになった…

天津大爆発で気になったこと

大爆発のニュースを見て、これからの群雄割拠による‟中華を制する中原の戦い”ということは、このようなスタイルになるかもしれん、と思った。30余年前に中国へ行った時から、乾燥大陸の中国と、緑いっぱいの日本とは、全く違う心情が育つのではないかと思っ…

法律家と常識人の位置の違い

「厚木基地の自衛隊機は夜間飛行はできないが、米軍機は良い」という裁判結果が出たらしい。法律の説明はできないが、結局のところ、日本が戦争に負けて、占領下にあった時から継続されている権利だからではないか。 つまり、占領下の法体系のけじめをつけず…

暑中挨拶の続き

暑中挨拶状の下書きをしていて、再開発事業の計画は「共同合意」だと書いた。その下書きに、「会社の経営計画も同じだ」とかいている。 さらに「国の経営」のための合意書となる憲法も同じだ、と書いている。以下続きを書き入れておく。 連合国の占領下で決…

会社の「不正会計の目的は従業員のため」が常識

東芝の不正会計の目的は、経営者の個人エゴのみだ。これは人間性としておかしい。 私は、小さい会社だが、東芝と逆の不正会計に努めてきた。経営者のモチベーションの第一は、「税金を払うのを少なくして、少しでも従業員に多く払う」だ。そのために、利益の…

出雲大社の柱

今年の天候は、不順できついですね。私も傘の年に近づいて、草刈りや畑の世話などもきついです。当然ですね。傘に近い年月を生きてきて、日本人としての自分の考えは「おかげさま、おたがいさま」だと割り切れたように思います。 「おかげさま」は縄文人から…

台風は来なかった

台風が西を通りそうなので、雨戸も閉めて準備していたが、だんだんと直撃コースになったので、少し安心した。 案の定、佐世保に上陸したので、衰えた。このあたりに来ているかと思って、「台風サイト」を見たら、「現在台風はありません」と出た。温帯低気圧…

快晴

今朝の糸島は見事な快晴。日差しも和やかで、まさか台風が来ると思えぬ天気だ。 私の祖先である古代の人たちは、こんな日にはどうしていたのだろう。 急な嵐に慌てていたのだろうか。70年前の敗戦の翌日、中央気象台の和達清夫がやったような、「観望天気」…

台風の進路がいよいよ怖い

26日の夜半から27日の未明に、この地の西から北を通りそうで大変だ。何とか勢力が衰えることを願う。 まあ、とにかく、昨日の朝、Iさんの協力を得て、ケヤキの枯れ枝の太いものを切り落としたので、少しは安心だ。 ここに住んでいると、日々自然とに関わり…

台風の進路

今度の台風は、この糸島にとっては大変だ。 ところがテレビで、福岡の天気のニュースを言う人が、「西側にはずれそうだから、それほど気にしなくても……」と云っていた。中心が怖いという勘違いだ、現実的に見て考えることがない人は、この程度だ。 実際は、…

経済・経営の常識とは何か

まず「経済活動とは何か」を考えてみる。もともとの考えは「人類にとって役に立つものを作ったり、役に立つ方法・知恵を考えたり、人々を楽しませることをする」活動として共通認識があった。 この認識は、400万年前頃に人類の生産・知的活動が始まって以…

東芝がエゴ経営者の、見せかけの責任逃れに乗っ取られている。

今朝テレビを見ていたら、東芝の破廉恥な経営について、女性のキャスターは「赤字の仕事を繰り延べたら、次が困るじゃないですか。なんか意味があるのですか」といった。男の連中は、あれこれ理屈を述べていたが、馬鹿ばかりだった。 東芝のやり方は何処もや…

長い怠惰を抜けたい

一月以上もサボってしまった。一応、気になることは「片言」だけはメモしていたので、それを見ながら書き込もうと思う。今後は続きますように。

世界遺産でなく、日本遺産を!!

世界遺産登録を喜ぶという日本人はおかしい。どうかしている。 古代から、悠久の自然のパワーを大切に受け継いできた日本人が、世界(と云っているがヨーロッパの価値基準だ)遺産をありがたがることはない。 群馬の富岡製糸場は、フランスからの導入らしい。…

大阪の住民投票

現状維持派の票がわずかに上回った。しかしその票差を作ったのが、70歳以上の人の投票だというのはひどい。 以前から言っているように、一人一票と云う制度は極めて不公平だ。政治は未来に向かって行うものだから、未来に対する責任重み=平均余命に対応して…