この日本国のこと・大地・気象など

「ダンケルク」という映画に涙した。

気になったので、9月11日に見に行った。途中から涙が止まらなくなった。ずっと負け戦を描いているのだ。正確に言えば、撤退戦だ。撤退ほどつらい戦いはない。それを、国を挙げて全精力を込めてやったという物語だ。 映画の始まりは、逃げる英国兵が倒れてい…

「行政がゆがめられた」とはどういう意味か

「行政がゆがめられた」と居丈高にわめいている前文部科学事務次官という人がいる。この人の言い分は、「行政をやるのは行政官僚であるから、政治家は関与するな」という考えらしい。 これによく似た話を覚えている。前の戦争で闇雲に無茶な戦争を推し進めた…

日清戦争と徴兵

NHKのテレビ放送で、日清戦争の時徴兵されたということを話していた。放送記者が不勉強で、日露戦争までの日本軍と、軍官僚(陸大の卒業序列で地位を決めた)が、日本を乗っ取った以後の軍隊は、かなり別者だということを知らないらしい。日本軍=悪=侵略者…

「日本死ね党」女性議員と,50年以上前に会った共産党の老市会議員

「日本死ね」と言ってどこで暮らすつもりなのかな、と思ったが、未だに国会議員をしていたらしい。テレビニュースにたびたび出ていて五月蠅い。こういう人は、他人の責任ばかり追求していて「自己嫌悪」に陥らないのかな。 問題があると思ったら、まず「如何…

九州豪雨の問題点② 杉の苗木と竹藪

九州北部豪雨の杉の流木について書いてから10日以上もたった。実は書いた翌日に、RKBのテレビ番組で、地元の山林に詳しい人が、流木の根が貧弱なことに触れていた。それは植林の苗が、枝を挿し木で作った苗なので、直根がなく地面に深く根を張りにくい苗…

九州北部豪雨で気になったこと

①雨量がすごい。 地域計画屋をやって来たので、雨量には敏感で、実感するために雨の中に立つことなどを、たびたびやって来た。50ミリ/時の雨は、すでに豪雨であるが、120ミリ/時などは限界を超えている。 ②この地域の河川の流速が遅い。 地域河川の流量を受け…

九州北部に大雨、洪水で大災害。「流木が問題だ」という声

流木と云っても長くて太いものが大量に流れてきている。専門分野の大学教授という人がテレビに出てきてそう述べている。「洪水被害の原因はりゅうぼくだ」というわけだ。 別に専門家でなくても、教授でなくても、大量の杉の丸太の根っこの拡がりが極めて狭く…

なじみの土地のことが不安

この豪雨の土地に、小鹿田、大鶴村、黒川温泉がある。気になって仕方がない。

豪雨の夜、よく知っている地名ばかりで落ち着かない

島根県の浜田あたりの豪雨に気を取られていたら、福岡にもやって来た。 商売柄、雨量の50ミリなどという言葉が、実感できるようにならねばならんと思って、若い頃は大雨の時、わざわざ傘をさして実感するようなこともしてきた。時間雨量50ミリというと「バケツ…

忖度論の地域性はあるか

忖度;他人の気持ちを推し量ること。気配り、思いやり。 推察、推し量る、汲み取る,おもんばかる。 他人の心中を推しはかること、推察(広辞苑S51年,第二版) テレビのニュースを見ていたら、野党の幹事長(名古屋地方出身)という人が「忖度するという態度がお…

変な総理大臣夫人のいる国

山本七平という人を、ものすごく尊敬している。彼はクリスチャンだ。私は“じねん教”だ。だが尊敬している。彼はキリスト教だが「日本教派」だといっている。 変な総理夫人もクリスチャンらしい。しかし「若くて名前のない人が、信用を得るためにすごく努力を…

進歩のない者は決して勝たない・臼淵大尉

久しぶりに臼淵大尉を思い出した。吉田満の「戦艦大和の最後」を若い左翼かぶれのころ感動して読んでいた。 「進歩のない者は決して勝たない。負けて目覚めることが最上の道だ。日本は進歩というものを軽んじてきた。私的な潔癖や徳義にこだわって、真の進歩…

“アー”“ウー”“イー”最高司令官

防衛大臣という軍の最高指揮官を、変な女性がやっている。 彼女は決断力最低人間らしく、話す言葉の一語ずつに“アー”“ウー”“イー”“エ―”を付けないとしゃべれない。尖閣諸島でコトが起こった時に、“アー”“ウー”“イー”“エ―”と云っているうちにコトは終わってい…

12号台風は、

台風のコースは最悪ともいえるコースをたどったが、スピードが遅く、その間に衰えてしまったので、全く影響がなかった。当初の予想より1日半ぐらい遅くなったわけだ。 最近台風関連の天気予報をテレビで見ていて、あまりにも“おざなり”な内容に驚いている。…

明日の朝6時、当地を台風12号が直撃予定

2日、3日と中津へ行ってきた。久しぶりに、福沢諭吉の「痩せ我慢の記」をもっていって、いろいろ「わが過去」を思い出していた。 3日の夕方に12号がやってくると思って心配していたが、鈍行になっている。2戸とも雨戸を全部閉めて出かけたが、今までのとこ…

公益とは何か、意識のズレは?

舛添知事の言葉の中で「公益を損なう」と云うような言葉があった。リオ五輪の「旗受け取りに私が行かねば」損なうという意味だった。 彼の公益の主体は「権威」のようだ。東京都のような権威ある都市のメンツを守ること、都知事のような権威ある立場の人間は…

舛添辞任

東京都知事の辞任が決まったようだ。この件では、テレビの番組をよく見ていた。その中で、舛添さんが「みんなのいう基準が分からん。そもそも国の金を有利に取り込むのは“才覚”の範囲内ではないのか。つまり“カシコイ”と褒められてもいいことにコセコセ云い…

東京都知事問題

この問題が出てきた時に、まず第一に「これは三人目だな」と思った。一人目は民主党の菅首相、二人目が兵庫県議会議員、舛添知事が三人目だ。この人たちは選挙で選ばれているが、それに応えるだけのプライドがない。 なんとなく、公務員の係長級の判断力、指…

今度はかなり大地震だと思った(午前1時25分)

例によって、ケイタイが鳴りだし、強い長い地震が来た。 二日前よりかなり大地震だ。朝になってテレビの気象庁会見を見ると、これが本震で、以前のは前震だという。地震のエネルギー量では16倍の差らしい。だから神戸大地震と同じくらいだという。 神戸の…

午後9時27分ごろ地震(4月14日)

この地震で、初めになんかジーというような音がした。テレビの中の音かもしらんと思っていたが、携帯電話で知らせていたのだ。 「これはケイタイかな」と思った時に、大きい揺れが来た。地震警報システムがセットされているようだ。 大きい余震の10時7分…

九州の気象は優しい。気性も優しい

九州の気象は優しい。そのことから、九州人気質は両極文化になっている。 ・出ていく人は極めてユニーク ・九州に残る人は安定志向 九州は気候的にも暮らしやすく、日々の生活にはゆとりがある。リスクのある新しいことや方法を嫌がる。従順で、いわれた通り…

窓の外

今朝の糸島は、「ちらりほらりと花びら」ではなく、「チラリホラリと雪が舞う」です。 今年は、あまりにも天候不順がひどすぎた。鉢植えがたくさん凍ってしまったようだ。色が激変して、芽が出てこない。

天津大爆発で気になったこと

大爆発のニュースを見て、これからの群雄割拠による‟中華を制する中原の戦い”ということは、このようなスタイルになるかもしれん、と思った。30余年前に中国へ行った時から、乾燥大陸の中国と、緑いっぱいの日本とは、全く違う心情が育つのではないかと思っ…

台風の進路

今度の台風は、この糸島にとっては大変だ。 ところがテレビで、福岡の天気のニュースを言う人が、「西側にはずれそうだから、それほど気にしなくても……」と云っていた。中心が怖いという勘違いだ、現実的に見て考えることがない人は、この程度だ。 実際は、…