豪雨の夜、よく知っている地名ばかりで落ち着かない

島根県の浜田あたりの豪雨に気を取られていたら、福岡にもやって来た。
商売柄、雨量の50ミリなどという言葉が、実感できるようにならねばならんと思って、若い頃は大雨の時、わざわざ傘をさして実感するようなこともしてきた。時間雨量50ミリというと「バケツをひっくり返した」ような感じであるはずだ。ところがこの節、あちこちで120ミリ/時という雨が降っているようだ。
昨夜以来、朝倉、久留米、日田、杷木、美奈木などと云うところの写真がテレビで出ると、気になって仕方がない。河を埋めている流木はヒノキが多い。護岸も簡単にえぐられている。
確かに時間雨量が多いようだが、人工災害も増えているのではないか。開発(杉、ヒノキの密植は安直な開発だ)による災害助長もあるのではないか。
テレビに映る学校の校舎の土台がえぐられている姿を見て気になった。