2019-01-01から1年間の記事一覧

原発問題

環境大臣にタレント議員の小泉進次郎さんがなったので、いろいろな意見がテレビなどに出ている。この件については以前に「日本人が危険を感じる場所に、残さねばならない」と書いたが、今でも同じ考えだ。2014年8月28日のブログを再掲する。 <原発は、日本…

80―20、80―28

去年の春ごろ、歯の調子が悪くて歯科に行ったところ、「28本ありますね。スゴイ、80歳で28本ある人などいませんよ」と褒められて極まりが悪かった。現実には虫歯で治療した歯が7~8本ある。 歯科によく通いだしたのは65歳ごろからで、虫歯の治療をしてカブセ…

有田ミカン

うまいミカンと、大きくて形は良くても、それほどうまくないミカンの見分け方を知っているつもりだ。結論を言うと樹勢がよいミカン、成長がよいミカンがうまいと思っている。では①樹勢がいい場合どんなミカンができやすいか。たくさん実をつけやすい→摘果を…

信楽高原鉄道の起点、貴生川駅

この駅に行くのは50年ぶりぐらいのことだった。兄のことで信楽へ行ったついでに、貴生川駅まで送ってもらった。この地域には50年前に仕事で来ている。今の甲賀市は旧甲賀郡で、水口町、日野町、甲賀町、土山町などにわかれていた。 私が地域計画の事務所に就…

神山さんと会う

神山さんは、なかなかパワーのある人だった。83歳(私と同年)であるが、なかなか元気な人だった。 私の兄は思ったことをはっきり言うタイプなので、相手に合わせて上手口は云えないので、うまく合わない時もある。そんな事情もあるので、「よくケンカになって…

“スカーレット”というドラマの神山さんのところへ、貞典兄が弟子入り

1980年秋、公団住宅が当たって、居住用としての税の優遇を受けるため、そこへ一人で引っ越した。丁度その頃、兄からモンテアレグレで世話になっている岸さんが家族で日本へ行くので、関西の宿の面倒を見てくれという連絡が来た。丁度公団住宅に泊まってもら…

信楽焼と私の兄

これは、三番目の兄(7歳年上)が、信楽に弟子入りして最初に作った“手びねり”の小皿だ。私が一番末弟で、長兄は15歳上、次兄が9歳上、この器を作ったのが三番目の兄で7歳上だ。皆60歳の頃に亡くなったので、私も60才頃に死ぬだろうと思ってきたが、すでに83才…

急性胆管炎までのこと

一寸悪運が強すぎるのではないか、という気もしている。3人の兄たちと同様に、60才頃から体調が悪くなっていた。①最初は全身にアトピー性湿疹が出て、毎日中洲の皮膚科の病院に通った。新幹線の座席に座っているのが苦痛だった。②次はギランバレー症候群。不…

“急性胆管炎”って大病なんだな。カネヤンがそれで死んだって聞いたが

去年の暮れの20日、伊さんにクルマで山王病院に連れてもらって、診察してもらった時の主治医の顔に一寸びっくりした。糸島の家をクルマで出る時までは、一応家では階段の上り下りも出来ていたし、それほどの病気だとは思っていなかった。確かに、 山王病院で…

千曲川旅情の歌          191013

これは、非情な堤防だ。これほど頼りない、細い帯のような堤防を隔てて、なぜこんなに家が建てられているのか。当然この地はつい近年(たとえ50年でも)まで、田圃か畠であったに違いないように思う。テレビの画面を見ながら思った。 武田信玄の作った”カスミ…

小規模システムに向いている仕事

一品生産ビジネスは、大規模代装置で行う仕事システムに負けない。地域計画は、地域はそれぞれ違いがあるので、一品生産型プラニングにならざるを得ない。 私は地域計画の仕事を受けるといつも楽しい気分になった。まず、現地を見に行き、話を聞かねばならん…

農地を宅地にするということ         191013 

千曲川の現地ライブ情報を見ながら、50年、100年前の先祖が「オマエ、そんなところに家を建てても大丈夫か、そこは昔から田か畠にして来た所だよ。何度も水に漬かっているぞ」というようなきがする。自分の資産を守るという意味でも、リスクが大きすぎるよう…

「オチコボレ流で生きてきた」という本をまとめている

表紙に「オチコボレ流で生きてきた」と書いても分かりにくい、と言われて、短い説明的な言葉をつけようと思っても、上手く出てこないが、それの案を書いてみる。 ・オチコボレ流は、舗装道路の外側を歩き、ブッシュの中でタカラを探す ・変化のある道は楽し…

働き方改革ってなんだ。農村では大転換している

私の近所に一人で働いている83歳の老農夫がいる。同い年なので、焼酎を一本持って、昔と今の、単位面積当たりの労働量を聞いてみた。 上手くいけば、計量労働生産学をまとめるつもりだったが、何分説明が分かりにくい。分かったことは昔は家族4人ぐらいで…

台風待ち受け専門家より

問題は天気予報の専門家。テレビなどに出て説明している形式上のプロは、台風の実態と対峙した経験はない。だから「言われたこと」を、口パクで話しているだけ。状況に対する「思い(主観)」がないのだ。 今回の台風は東京湾の辺りを進むという予想がずっと続…

新聞・テレビは狂っている。京急脱線事故報道

どの報道にも出てきていないように見えるが、脱線事故の原因はトラックと電車が衝突したことだと思う。仮にトラックが遮断機をぶっ壊して踏切から出ていたら、“超大事故”だというのか。 問題は、新聞もテレビも、電車関係者も、ロボット化・AI化していて人…

じねん・日本教・多神教・天皇制    2016.08.20

高校時代、マルクスかぶれ、左翼かぶれだったので天皇制反対だった。古事記や日本書紀は非科学的だからバカにしなければならないという空気に染まっていた。古事記や日本書紀を読まず、解説だけ聞いて、科学教信者にしこまれていた。 しかしある時(30歳ぐら…

令和の天皇は、日本人(民族)の象徴としての務めを果たす気はないのか。190729

横浜で行われた国際シンポジュウムで、「天皇陛下が英語であいさつされた」という新聞記事を見た。 世界の国の中で、元首のような人が、外国語であいさつをするような国があるのだろうか。「日本国民の統合の象徴」だから外国語であいさつしてもいいというの…

マネジメントはカン(勘)=直感と洞察力。カンの元は好奇心

出来るだけ外に出る、現場に好奇心をもって通う、地元の人の意見を謙虚に聞いて悩む気になる。 出会った状況を総括する能力。 段取り=段取り八分(作業二分)、手順を組み立てる力。 思いつき=よい考え、着想、発想、アイデア マネジメント=ヒト・モノ全体…

オチコボレ流・わがマネージャー修行

1) 自分の運命は世間の普通より、少し不運だと思うこと 面倒でややこしい、あまり評価されないような仕事が回ってきた。 それをやって何とか仕上げると、それを見て、一層評価を上げてくれる人もいた。 2) 普通より、少し下手な人間だと思うこと 何とかやり…

マネジメントの第一歩は、山仕事での晢ちゃんの教え「段取り八分に力が二分」

「段取り八分・力が二分」と、18才で山仕事をしていた時に、兄貴分の晢チャン(親方=遠縁の八歳年上)によく言われた。この時マルタン棒を担ぐだけの力仕事のように見えても、材木をトラックに積むところまでの段取りがいる。「どうしたら“より早く、より楽に…

堺屋太一の『三度目の日本』という本

”チャネラー”という雑誌の話がこの本に出ている(29ページ)。26才の頃、副責任者として編集と取材・原稿書きをやっていた。繊維については大阪が中心だったので、大阪が編集拠点だったわけだ。 「国の官僚が東京一か所集中をねらったので」大阪の地盤が低下し…

安全第一、信号第二

大変な電車の脱線事故が起きた。そのニュースを見ながら、日頃からもっと「安全第一、ルール第二」という訓練が出来ていたら防げたかもしれないと思った。 トラックが、いろいろなミスをしたらしいことは分かるが、踏切で遮断機に閉じ込められた時、遮断機を…

「みんなが言っているのに分からんのか」

この言葉は、バブルの前ごろから何度も言われて馬鹿にされた。例えばテクノポリスの計画の時でも、「今計画しても、用地買収が終わって工事も終わるまでには最低10年かかる。工場が出来て、従業員を雇用して、操業するまで、また10年はかかる。今需要がある…

ZENTANBUSというロゴ

このロゴを、神戸に震災の見舞いに行かれた天皇のテレビ放送で見て、驚いた。私が小学生の頃、毎晩このバスが来て一泊していた。以下はその頃の話 バスと私のお伽噺・夜の闇が怖いという運転手さん わがふる里は、標高三五〇メートルの盆地(村全体で300余戸…

83才になったAT6:00。再スタート元気だ。

“同義反復は何物をも変ええないし、何物をも産みえない”

この言葉は、変に記憶に残っている。今から60年以上前の、私が20才頃に買って読んだ本のサルトルの言葉だ。もちろん本を買うようなゆとりのある頃ではない。スターリン批判がされだした頃、悩んでいて買ったのだと思う。 この頃平成の30年という話が多い中で…