マネジメント・経済学・経済

人類の生産活動の変化

a腕力社会 b汗かき社会 c知恵働き社会 (カンと段取り社会) カンとは「帰納と演繹」の組み合わせ dマネーのみをパクリあう経済活動(価値を生み出す活動でない)が多くなっている社会 現在は知的労働が90%を超えるぐらいに、知恵の比率が高まっている。 知…

「なんでわしらがビールを飲めるんやろう。誰が働いてくれているんやろうか」

大阪の吹田駅前の再開発事業の責任者になって、1971年に吹田事務所を作ったが、1972年、千里中央センタービルに大阪事務所を持った。ここが再開発事業と近畿圏整備本部の仕事、大阪府や住宅公団、兵庫県の仕事の拠点になった。この事務所は極めて便利だった…

価値とは何か 価値の前提条件は人類・国の継続 駅伝の思想

価値のあるものとは(辞書では) a、目的実現に役立つモノ b、善きもの、望ましいもの *シチュエーションを考えると a、東京やニューヨークなどで、金さえあればなんでも買える条件 紙の金があれば何でも買える。偽札でも、みんなが信じるほどのものならば十…

経済学の原点への疑問

人類が分かった気になっていることを前提にした経済学 ①動物のある種が変化を重ねて、人類という集団ができ、その相互の支え合いの活動としての経済学 ・サルのような動物集団の一種が、変化を重ねてたどり着いた。 ex.幸島の小ザルが、砂場にまかれた麦を砂…

知的労働経済学はドラッカー

「段取り」が仕事の能率と出来栄えを左右することは、子供のころから躾けられていた。毎朝掃除の分担が決まっていて、兄や姉から言われながら掃除をしていた。畑で農作業を手伝うときも、丁寧にするようにしつけられていた。 高校に行くようになったころ、重…

段取りのモットイさん

私の育った田舎の戦前の時代は、金物のバケツなどは少なかったから、桶を使っていた。隣が桶屋で、その仕事の手元を見るのが好きで、しゃがんでみていると、太い竹ひごを捌くので、近くにしゃがんでいると「もっと下がって」と、良く叱られた。その小父さん…

今年のノーベル賞は、痛快で面白い。

ノーベル賞のニュースが二日続いて、その2件を聞きながら「えらい違いだな」と思った。 大村さんは、シコシコ自分で稼ぎながら研究を続けてきて、巨大なアフリカの病魔と闘った人だ。翌日の物理学賞の梶田さんは、国のお金で巨大な設備を作って、成果を上げ…

会社の「不正会計の目的は従業員のため」が常識

東芝の不正会計の目的は、経営者の個人エゴのみだ。これは人間性としておかしい。 私は、小さい会社だが、東芝と逆の不正会計に努めてきた。経営者のモチベーションの第一は、「税金を払うのを少なくして、少しでも従業員に多く払う」だ。そのために、利益の…

経済・経営の常識とは何か

まず「経済活動とは何か」を考えてみる。もともとの考えは「人類にとって役に立つものを作ったり、役に立つ方法・知恵を考えたり、人々を楽しませることをする」活動として共通認識があった。 この認識は、400万年前頃に人類の生産・知的活動が始まって以…

東芝がエゴ経営者の、見せかけの責任逃れに乗っ取られている。

今朝テレビを見ていたら、東芝の破廉恥な経営について、女性のキャスターは「赤字の仕事を繰り延べたら、次が困るじゃないですか。なんか意味があるのですか」といった。男の連中は、あれこれ理屈を述べていたが、馬鹿ばかりだった。 東芝のやり方は何処もや…

料理番組に経済学の原点を見た

朝ぼんやりとテレビを見ていたら、“オカズの造りおき”の仕方をやっていた。そしてこれは「時間の置き換え」だと云うのだ。 そして彼女は、この作業をしておくと「過去の自分の働きへの感謝ができる」と云う。この話を聞いて、えらく感心した。彼女は野菜や肉…

“資本”ってなんだ ピケティ議論の弱点

「資本」とは、私の最も気に入っている「新明解国語辞典」によると、「事業のもとになるお金と物質、もとで」と書かれている。では「もとで」とは「何かをする元として必要なもの。体が元手・商売の元手」とある。これをまとめると、「元手とは、オカネやモノ、…

資本は死んだ労働であり、過去の人類が創り出したチエとモノだ

フランスの学者かジャーナリストか分からないが「資本」の本を出し、ベストセラーになっている。日本では、独創性のない、他人の考えの引用ばかりする人が学者で、現実に密着して粘るのがノンフィクション作家で、受け売りだけするのがジャーナリストというこ…