経済・経営の常識とは何か

まず「経済活動とは何か」を考えてみる。もともとの考えは「人類にとって役に立つものを作ったり、役に立つ方法・知恵を考えたり、人々を楽しませることをする」活動として共通認識があった。
この認識は、400万年前頃に人類の生産・知的活動が始まって以来、全体として共有されてきたと考えないと、人類の歴史の評価ができない。
しかし現在は、ペーパーマネーをたくさん取り込むこととして認識されつつある。だから、ミセスワタナベ(海外のマスコミで云われている日本のデイトレーダーの代名詞)が自宅でパソコンに向かって、株のデイトレーダーをやることも経済活動とされてしまっている。
しかしミセスワタナベは人類の幸せのためにどんな寄与をしたのだろう。
一つだけ言えることは、東芝の破廉恥経営者が、見た目だけ取り繕ってもいいかなと、考える免罪符の「足し」にはなったかもしれない。