歴史を二分して考える 去年の3月ごろ

 「歴史とはなにか」岡田英弘著、文春新書 を読んだ。岡田は人によって時代区分が違い、ほぼ自分が感じた時代がその人の「現代史」だという。納得できる。
 現代=自分に“ものごころ”がついてから知ったり感じたりしたこと。当然ながらその範囲や感じ方は人によって違う
 敗戦時に“ものごころ”がついていた世代(敗戦時4〜5才ぐらいか)と、戦後生まれの世代では全く別の日本人だ。主観のベースが違っている。
歴史を理解するという観点で、人種が違うのだ。