パールバック

16年2月のメモ
パールバックの「大地」を読んでいると、中国の国民性が、気候によって形成されたことが分かる。日本も同じことが言える。

<中国>パールバックの「大地」を読んでいても、旱魃とか、大洪水、群雄割拠による戦乱など、自分の生存環境以外からの、予期しえない突然の災難がのしかかる国だと思う。
<韓国・朝鮮>大陸性気候に近く、中国の文化を受け継いでいるため、同じような国民性を持たざるを得ないのではないか。
<日本> 日本の場合は湿潤気候で、四季がある。地震と云っても、もともと心のどこかにそれを予想して備えている。全く心づもりも予想もしえないことは、段取り(マネジメント)の対象にすることができない。
2013年5月に、東北地震を見に行った時「ともかく上へ上へ逃げよ、てんでんこで逃げよ」と言っていた。