2016-01-01から1年間の記事一覧

東京都知事問題

この問題が出てきた時に、まず第一に「これは三人目だな」と思った。一人目は民主党の菅首相、二人目が兵庫県議会議員、舛添知事が三人目だ。この人たちは選挙で選ばれているが、それに応えるだけのプライドがない。 なんとなく、公務員の係長級の判断力、指…

知的労働経済学はドラッカー

「段取り」が仕事の能率と出来栄えを左右することは、子供のころから躾けられていた。毎朝掃除の分担が決まっていて、兄や姉から言われながら掃除をしていた。畑で農作業を手伝うときも、丁寧にするようにしつけられていた。 高校に行くようになったころ、重…

段取りのモットイさん

私の育った田舎の戦前の時代は、金物のバケツなどは少なかったから、桶を使っていた。隣が桶屋で、その仕事の手元を見るのが好きで、しゃがんでみていると、太い竹ひごを捌くので、近くにしゃがんでいると「もっと下がって」と、良く叱られた。その小父さん…

終活の研究、高崎山の先輩たち 

高崎山の先輩たちの終活が気になって、様子を聞きに行ってきた。 そこで世話(麦とサツマイモをやる)をしている人の話だと、彼らの死体は見かけないと言うことだった。たまに、山に登っていくが、見たことはないそうだ。 「彼らはエサを食べに来ないのですか…

今度はかなり大地震だと思った(午前1時25分)

例によって、ケイタイが鳴りだし、強い長い地震が来た。 二日前よりかなり大地震だ。朝になってテレビの気象庁会見を見ると、これが本震で、以前のは前震だという。地震のエネルギー量では16倍の差らしい。だから神戸大地震と同じくらいだという。 神戸の…

午後9時27分ごろ地震(4月14日)

この地震で、初めになんかジーというような音がした。テレビの中の音かもしらんと思っていたが、携帯電話で知らせていたのだ。 「これはケイタイかな」と思った時に、大きい揺れが来た。地震警報システムがセットされているようだ。 大きい余震の10時7分…

子供の頃の論争②

チョット付け加えたくなった。論争というよりは「言い合い」だったが、田舎の子供はテレビもラジオもなかったし、新聞は大人のものだった。そうなると長い間いいつずけてょうが勝ちと言うことになっていた。そういう時、一発で仕留めるには、「どこそこで見…

子供の頃の論争

よく議論をしたが、「誰それが言っていた」とか「新聞に載っていた」は、評判が悪かった。田舎の子供というのは知識のもとの本などが少ない分、実証主義が強かったように思う。今の子はどうだろう。 「習ってないことは知らん」と言うことでなければいいが。

思いやり、多神教、じねん、科学的

日本人の言葉で面白い言葉がある。中学生頃から使っていたような気がする。その時のムラ(集落)中の場所や仲間の顔まで浮かんできそうだ。仲間同士で言い合いになった時、一発で仕留める気分だったような気がする。 「それは不自然だ」という言葉だ。 子供心…

小学4〜6年生の頃の遊び「機転利かせ・頭を働かせ」

子供仲間の遊びでは、機転と言うことが大切だった。別の遊びを始めるときには、「呑み込みのいい子」は評価されるが、勘の悪い子は「頭を働かせ」と言われた。 「云われただけじゃなく、ちったあ(チョットぐらいは)自分で考えろ」。「ちったあ(チョットは)機…

「はばかりながらサクラかな」小学4〜6年生の頃の大激論

そのころ仲の良かったのは、カッちゃん、ヨーちゃんとサダヨッさん(私)と呼び合っていた三人だった。三人とも頭がいいとみられていたが、私以外は運動も得意だった。 「はばかりながらサクラかな」という一茶の句を見て議論していた。確かなことは分からない…

アルファ碁が 李世ドル9段に3連勝、第4戦は人間が勝った

アルファ碁という囲碁ソフトと李世ドル9段の対局は、全局フォロウしていた。 コンピューターと人間の囲碁勝負は、人間が圧倒的に強いと言うことが定説だった。チェスや将棋ではコンピューターが勝っても、囲碁では手数がけた違いに多いのだ。 ・4戦目で李世…

九州の気象は優しい。気性も優しい

九州の気象は優しい。そのことから、九州人気質は両極文化になっている。 ・出ていく人は極めてユニーク ・九州に残る人は安定志向 九州は気候的にも暮らしやすく、日々の生活にはゆとりがある。リスクのある新しいことや方法を嫌がる。従順で、いわれた通り…

「日本死ね論」③今の日本はゆとりがある

テレビのニュースで「日本死ね」というプラカードを持っているデモを見て、ほんとに切羽詰まった人とは思えなかった。子供に対する責任感が希薄ではないかと思った。 50年前は、「人や社会に不満をぶっつける」という感覚は全くなかった。ぶっつけて、何かの…

窓の外

今朝の糸島は、「ちらりほらりと花びら」ではなく、「チラリホラリと雪が舞う」です。 今年は、あまりにも天候不順がひどすぎた。鉢植えがたくさん凍ってしまったようだ。色が激変して、芽が出てこない。

「日本死ね」論②

50年以上前の話。若い親たちが集まって、とに角無認可保育所をスタートさせた。保母の役割をしてくださる60代ぐらいのおばさんも、なかなか親身になって子供の世話をしてくれた。 問題は「オムツの洗濯」をどうするかだった。親たちは昼間のオムツは出来たら…

「日本死ね」というデモの正体

「日本死ね」というデモがあるらしいと気が付いたが、テレビはチラチラ見るものなので、日韓とか日中のことかと思っていた。それにしてもまともな話とは思えなかった。 ところが今日、テレビを見ていて意味が分かった。 保育園に子供を入れたいが、抽選に当…

我らは駅伝動物だ② 駅伝マンという本・日本を走ったイギリス人

人類が宇宙史の駅伝に参加し始めてから、モノの変化を伝える駅伝(例えばDNAなど)以外に、精神文化の駅伝も加わった。 少し計算してみよう。除夜の鐘の最後が鳴った時(新年が始まった瞬間)にビッグバンが起こったとすると、地球が生まれたとされているのは(4…

我らは駅伝動物だ① 心と体の二本のたすきを受け取り、次世代へつなぐ

今年の正月に、テレビで駅伝を見ながら、人類のつないできたタスキのことを書き始めていたら「駅伝マン」という本を見つけた。早速アマゾンに注文した。 「駅伝マン・日本を走ったイギリス人」という本は、星印をつけるなら、五つ以上つけたい。このアダーナ…

「惜檪荘だより」という本が面白い 

著者は時代小説書きの超売れっ子で、月2回文庫本のベストセラーを出している。この佐伯泰英が熱海に仕事場を設けて書き物をしていると、下隣の立派な建物が壊されかけるというところから話が始まる。 壊されたら見られないので「ちょっと見せていただけない…

駅伝が好きだ③遺産相続の制度に異議あり

モノとチエに蓄積された遺産が、我々の暮らしの基盤になっていると書いてきた。これは人類共有のものであるのに、一部の人たちに相続されることによって、貧富の差が拡大し続けている。 現在のモノやチエを創造する人が、いくら優秀な人であっても、新規に付…

駅伝が好きだ② 

人類が宇宙史の駅伝に参加し始めてから、モノの変化を伝える駅伝(例えばDNAなど)以外に、精神文化の駅伝も加わった。 少し計算してみよう。除夜の鐘の最後が鳴った時(新年が始まった瞬間)にビッグバンが起こったとすると、地球が生まれたとされているのは(4…

駅伝が好きだ。正月には、テレビで駅伝を見ている。

我らは駅伝動物だ。体と心の二つの駅伝ルートを持っている。 我々の宇宙のつながりも駅伝だ。138億年前のインフレーションのところまで行って確かめたわけじゃないが、 ビッグバンのところを見たわけじゃないが、 その時から一回も途切れることなくつながっ…