小学4〜6年生の頃の遊び「機転利かせ・頭を働かせ」

子供仲間の遊びでは、機転と言うことが大切だった。別の遊びを始めるときには、「呑み込みのいい子」は評価されるが、勘の悪い子は「頭を働かせ」と言われた。
「云われただけじゃなく、ちったあ(チョットぐらいは)自分で考えろ」。「ちったあ(チョットは)機転を利かせ。おめえ(お前)は何も考えんのか」
考えない子供は、仲間内でランク落ちに見られても、文句を言わなかった。
要するに、子供世界では、常に緊張をして、「いわれた通り」とか「指示待ち」をする子は、仲間はずれにはしないが、少しランク落ちになる。今の子供たちも同じだろうか。