アルファ碁が 李世ドル9段に3連勝、第4戦は人間が勝った

アルファ碁という囲碁ソフトと李世ドル9段の対局は、全局フォロウしていた。
コンピューターと人間の囲碁勝負は、人間が圧倒的に強いと言うことが定説だった。チェスや将棋ではコンピューターが勝っても、囲碁では手数がけた違いに多いのだ。
・4戦目で李世ドルが勝つ。感想や観戦解説をネットで見ていると、アルファ碁も、多くの囲碁の歴史から学び、人知を受け継いで来ていることが分かる。つまり、あらゆる知的遺産は、人間の歴史的な成果であることから逃れられない。
・疑問として、コンピュータが「中押し負け」をすることができるのか、形勢が悪くなっても、いつまでも打ち続けるのではないかと疑っていたが、この第4戦は180手で投了した。人間的判断力を持っていることが証明された。
・気になることは、コンピュータが常に学習をつづけることだ。彼は疲れないので、一度負けても、そのことを学習脳にインプットし、刻々と打つ手の幅を広げていくのではないかと言うことだ。