駅伝が好きだ③遺産相続の制度に異議あり

モノとチエに蓄積された遺産が、我々の暮らしの基盤になっていると書いてきた。これは人類共有のものであるのに、一部の人たちに相続されることによって、貧富の差が拡大し続けている。
現在のモノやチエを創造する人が、いくら優秀な人であっても、新規に付加したモノやチエが10パーセントもあるとは思えない。
人類全体で相続システム考えるのは当面無理だろう。とりあえず日本の中で、相続税を80〜50パーセントぐらいにしたら、今の財政赤字が数年で解消されるだろう。そうすれば国民全体の生産意欲も消費意欲も拡大して景気が急拡大するだろう。
人類全体が「モノからチエへ」と動いていくことは、今後も変えようがないから、「ソフト化サービス化」社会へ、っ経済システムを変えねばならない。
今の、何の意味も価値もない「紙切れ(紙幣)」を、富の象徴としていくことは、とんでもない混乱のもとになるだろう。