終活の研究、高崎山の先輩たち 

高崎山の先輩たちの終活が気になって、様子を聞きに行ってきた。
そこで世話(麦とサツマイモをやる)をしている人の話だと、彼らの死体は見かけないと言うことだった。たまに、山に登っていくが、見たことはないそうだ。
「彼らはエサを食べに来ないのですか」
「日頃は山にいるので、体力がなくなってくると、帰る力がないと思うと降りてこないのじゃないかな」
「ほかの動物もいるし、捕食されたりするかもしれないし」
少なくとも認知症のペットのような、みじめな死に方はしていないようだ。