2013-01-01から1年間の記事一覧

今年の畑

この1年、押しかけてきて畑作りをしてくれる友人がいて、日常のリズムができ、体もよくなった。 アマナツも昨日で、収穫と剪定が終わった。まだ50〜100個ぐらいは残っているが、もう責任の範囲外だ。 また別の友に紹介してもらって、薪の生木を貰いに行っ…

タンポポ

タンポポはかわいいので面白いが、私にとっては雑草だ。一番かわいいのは、首を伸ばして、できるだけ種を遠くへ飛ばそうと、爪先立ちしているところだ。この姿がテレビの動物写真で見た、プレーリードックの立ち姿に似ている。 ところが今年発見した。今まで…

ついに77歳になった

去年の3月に心臓手術を受けてから、不整脈がなくなり、体力はともかく、「このところ重労働」などと書けるようになった。 歎異抄を読んだとき、「じねん」と云う言葉を年寄りから聞いたことがあるように思った。いろいろ調べると、呉音と漢音の違いだと分か…

歎異抄2

歎異抄は唯円が日頃から仲間と、いつもいつも議論したり、話し合って確かめ合ったりしていたことを、「耳の底に残れるところを」書き留めたものに違いない。 黙読だと、昔の言葉が分かりにくいが、声に出すと何か調子が出て、何となくわかり出す。 京都烏丸…

歎異抄3

歎異抄に再度出会ったのは1972年のことだから、もう40年もたつ。 最初の感想は「なんだ、親鸞て無神論者じゃないのか」だった。もちろん、強烈な信仰心を持ち強い主観で生きていた親鸞が「無神論」であるわけはないが、あまりにも純粋なので、そんな気がした…

歎異抄

法蔵館書店で、何の気なしに手に取って立読みを始めたら、千年前の文章がほとんどそのまま意味が通じてくるようだった。 20歳以後、何も勉強したこともなく、知識が増えた感覚もなかったが、読解力はあがっていたのだ。 「をのをの十余カ国の境を越えて……」…

浜松の崩落地

航空写真では舌状地のように見えたが、その後の崩落地の写真では、鹿児島のシラス台地のような急傾斜地だ。普通の地質であるなら、なぜ今まで崩れなかったのだろう。

“じねん”への傾斜

歎異抄を始めてみたのは20歳の時だった。北野高校の図書館に勤めていた時、生徒が我先にと歎異抄を借りに来た。自分でも少し読みかけたが、興味は沸いてこなかった。 昭和45年秋、大阪で都市再開発事業にかかわり始めて、「権利者や市民、行政、納税者を納得…

ニュースの態度

このところ、テレビのニュースを見ていると、しきりに中国、韓国との関係に触れたものが多い。 ずっと以前から気になっていたのだが、「こんな態度をとると、中国・韓国が気を悪くするのではないか」と云った、気遣いを示したもの、あるいは、「日本人は、外…

このところ重労働

とはいっても、パワーが落ちているので、午前と午後で5時間が精いっぱいだ。 と云うわけで、アマナツの収穫はほぼ完了。まだ100〜200個ぐらいは樹に残ってはいるが。 ついでに剪定もしてしまった。この3年ぐらい、心臓の不整脈で、動きが鈍かったので、選定…

山本七平 2

山本七平は「日本教」と云っている。少し間違った。イザヤ・ペンダサンが言っている。彼は、初めにペンダサンに言わせてしまったので、本人の著作には「日本教」と云う言葉は少ない。「日本教キリスト派」だとは言っているが。 “日本教論”で一番面白いのは、…

舌状地ではないのか

テレビのニュースで、浜松の茶畑の崩落が放送されているが、地質の話があまり出てこない。ヘリからの写真を見て、ここは舌状地(扇状地)ではないのか、と思った。その見方からの話が放送されていない。 舌状地で、その舌状の形、周辺の同様地形、過去の崩れた…

山本七平

山本七平の本が気になって、いろいろ読んでいる。 過去の本を見ると、七平の本に一番「書き込み」が多い。最初に読んだのは、「ユダヤ人と日本人」、「日本資本主義の精神」だったような気がするが、そのどちらも手元にはない。 自分の気に入った本を、すぐ…

吉村善之助氏の夢を見た(130418)

彼の包容力のある雰囲気が出ていた。ついで、なんか仕事を押し付けられそうな話を始めた。逃げ出したいような、ありがたいような雰囲気だった。30歳前の一年余会っただけなんだが。 グーグルで見ると、昭和25年7月31日の通商産業委員会に、「メリヤス中央協…

文部省から自立した娘たちのこと

前回、体罰と云う強制は、教育と無関係であるということを書くために、自立した娘たちのことを書いた。ところがその二人は母親になっているが「コメント」を書き込んでくれていた。結構うれしいものだが、どう返事ができるのか、パソコンと云う仕組みが分か…

3月の花

0312 木蓮が咲いている 0313 おおやまざくら 咲く 0315 霜の朝、気温0度 0318 レンギョウ 0318 紫の木蓮も咲いた 0329 シダレザクラ満開 0330 桃の花 ]

体罰③この時、彼女は文部省から飛び出したのだ

彼女が「よかネット」に就職したのは1996年のことだ。この年は熊本の方から二人の美女がやってきた。二人ともよく仕事ができる方で、有望だと思っていた。だから、この話は97年頃のことだろう。朝出勤して机に座った途端、「イトノリサン!」と部屋中に聞こ…

日本と中国の賃金格差で、なぜ競争が成り立つのか

「日本経済は落ちこぼれた。中国の追い越された」と云う叫び声が、新聞・テレビ・学者の意見などで日本国中にあふれている。もう一つ、「ものつくり日本が中国に脅かされる、大変だ」とも言っている。 しかしこれは変だ。10倍の人口を使って、総生産で追い越し…

来年の薪の準備

(続)体罰<戦時中の思い出>

戦争が終わったのは、小学3年の時だった。戦争中の、小学生をいじめる先生のことは思い出したくない。しかし、戦後、体罰などと云うことはなくなったはずなのに、なぜ今こんな事件が起こるのか。 一つのシステムに国民を動員し、戦争を強制していった当時と…

体罰<桜ノ宮高校バスケ、女子オリンピック柔道>

私は76歳だが、もともと体罰と云う言葉を聞いたことがなかった。念のために、手元の昭和55年(1980)の広辞苑第二版補訂版第五刷(第一刷は1969年)を開いてみると「身体に直接に苦痛を与える懲罰」と書かれている。これは一般的な罰の概念で、学校などの場…

糸島の冬と春

雪景色は1月17日夜半。宙に浮いているのは降っている雪。 1月29日の梅の花。 2月2日のフキノトウ。小さいのでわかりにくいが、左上に目を出しているのは、黄色の花が咲く水仙。 白い花の水仙が咲いたのは、去年の12月5日ごろだった。

なかにし礼、「生きる力 心でがんに克つ」

ですぐ買って読んだのだが、[たたく、切る、当てる]と云う三点セットのがん医療テレビでなかにし礼の陽子線治療でがんを治した話を、二度ほど見た。本が出たのから逃れようと思った理由が、若いころの心臓病にあると知って驚いた。 この本に書かれている、心…

アルジェリア事件(続)

情報屋がいないことが問題なのではないか。外務省はあっても、「国際的人もうけ屋」がいないのではないか。武官の外交官は、アフリカで2人だけと云う話も出ていた。 日本人の死者が10人とは、英、仏、米と違いすぎる。情報人間比率の差が表れたのではないか…

弱くても勝てます。開成高校野球部流

開成高校は、東大入学と云う行事については超ブランドらしいが、高校野球で甲子園に出るということになると、誰もがエリートとは認めてくれず、大方の感じかたではオチコボレとみなされている。 しかし、東大入試と野球とは違う。 彼らは、強いか弱いかは一…

アルジェリア人質事件

今後、こんな不幸な事件から日本人を守るにはどうすればいいのか。 安倍首相は「企業戦士」と云っているが、政府は全く事態を掌握できず、情報はイギリス、アメリカ、フランスに頼っていたようだ。政府の役人は云うことだけは一人前で、気概だとか、責任感と…

2パーセントインフレでも、国債金利は上がらない?

インフレになっても金利が上がらない、と云うことは、銀行が損をし続けるということ? 日本は、素晴らしい国になったのですね。 1990頃の銀行は、投資ミスの損を、一般預金者につけていた。と、2000年ごろに福井日銀副総裁が、、参議院で証言していた。10年…

我が家の動物たち

最近は来なくなったが、夜帰ってくるときに、たびたび手前の車路のところで、ヘッドライトの先を"野兎"が駆け上がっていくことがありました。狸のつがいが車路の上り口にいましたが、去年の秋には一匹になっていた。近所で聞くと、一匹は捕られたようです。 …

ツグミの災難?2

昨日の夕方、ツグミが一羽、庭の土のところを歩いていました。家には小鳥がたくさん来ますが、庭を歩くことはなく、枝から枝へ飛び回っています。土庭を歩くのはカササギ(佐賀ではカチガラスと云っている、加藤清正が朝鮮から連れて帰ったとか)です。ほかに…

ツグミ?の災難

4日の朝9時ごろ、玄関の辺りで何か当たる音がした。ストーブかなと思ってのぞいてみたが、何も変わったことはない。しばらくして玄関を開けてみると、ツグミ?が落ちていた(体長24−5センチぐらい)。まだあったかいがクチバシのところに血がにじんでいる。ひ…