2013-04-28から1日間の記事一覧

ついに77歳になった

去年の3月に心臓手術を受けてから、不整脈がなくなり、体力はともかく、「このところ重労働」などと書けるようになった。 歎異抄を読んだとき、「じねん」と云う言葉を年寄りから聞いたことがあるように思った。いろいろ調べると、呉音と漢音の違いだと分か…

歎異抄2

歎異抄は唯円が日頃から仲間と、いつもいつも議論したり、話し合って確かめ合ったりしていたことを、「耳の底に残れるところを」書き留めたものに違いない。 黙読だと、昔の言葉が分かりにくいが、声に出すと何か調子が出て、何となくわかり出す。 京都烏丸…

歎異抄3

歎異抄に再度出会ったのは1972年のことだから、もう40年もたつ。 最初の感想は「なんだ、親鸞て無神論者じゃないのか」だった。もちろん、強烈な信仰心を持ち強い主観で生きていた親鸞が「無神論」であるわけはないが、あまりにも純粋なので、そんな気がした…