じねん

蕎麦湯、蕎麦打ち

蕎麦湯について次のような文章が出ていた。 ・「育ってきた環境の違いなのか、蕎麦の茹で汁を飲む人をはじめてみた。蕎麦湯だからと言うのだけど、茹で汁ごときを健康に良いといって平然と飲む姿を受け入れられそうにない」 ・「まともな蕎麦屋行ったこと無…

国東仏のふるさとを歩く準備

準備のために、25,000の国土地理院の地図を買ってきた。昔、高校生だった頃、山に行くために買ったのは5、0000地図で、「参謀本部の地図」と云っていた。今ではその言葉が通じなくなっている。 この地図にいろいろな資料から書き込んで、自分用のルートマップ…

国東半島を歩いて回りたい

10月1日、姫島。今回の国東半島行きは、歩いて回るにはどうしたらいいのかについての“見当づけ”と、有名な姫島にわたってうまい魚やエビを食べることが狙いだった。魚やエビを食べるには、普通の民宿に泊まるほうがよいと思った。しかし今や“ブランドとかい…

計画とは何か、合意形成はどうすれば進むのか、悩んだのは1972年ごろ

25歳のころに「編集屋」に就職した。雑誌やパンフレット、ポスターのようなものも、写真を撮り、コピーを書き、レイアウトもやった。 レイアウトをやるということは写真の上下の長さや左右の幅を決めて印刷屋さんに渡さねばならん。それを「天地と左右」の指…

歎異抄2

歎異抄は唯円が日頃から仲間と、いつもいつも議論したり、話し合って確かめ合ったりしていたことを、「耳の底に残れるところを」書き留めたものに違いない。 黙読だと、昔の言葉が分かりにくいが、声に出すと何か調子が出て、何となくわかり出す。 京都烏丸…

歎異抄3

歎異抄に再度出会ったのは1972年のことだから、もう40年もたつ。 最初の感想は「なんだ、親鸞て無神論者じゃないのか」だった。もちろん、強烈な信仰心を持ち強い主観で生きていた親鸞が「無神論」であるわけはないが、あまりにも純粋なので、そんな気がした…

歎異抄

法蔵館書店で、何の気なしに手に取って立読みを始めたら、千年前の文章がほとんどそのまま意味が通じてくるようだった。 20歳以後、何も勉強したこともなく、知識が増えた感覚もなかったが、読解力はあがっていたのだ。 「をのをの十余カ国の境を越えて……」…