国東半島を歩いて回りたい

10月1日、姫島。今回の国東半島行きは、歩いて回るにはどうしたらいいのかについての“見当づけ”と、有名な姫島にわたってうまい魚やエビを食べることが狙いだった。魚やエビを食べるには、普通の民宿に泊まるほうがよいと思った。しかし今や“ブランドとかいう化け物”で売ることが正しいことになっているので、エビは一匹ずつ焼物と生きたままのものが付いた。
長崎の郊外の茂木で食べたエビのほうが美味かった。こちらは小ぶりだが養殖ではなかったと思う。生きたままさらにのって出てくるので、素早くとらないと皿の中の塩水がかかる。気に入ったので、長崎で泊まるときにはよく出かけた。
姫島は有名になっているという自慢がついているので、自慢代の負担もあることを覚悟しないといけない。周辺の海一帯に巨大なエビの養殖場があった。泊まった民宿は清潔で気持ちの良い宿だった。
大切な付録にふれねばならん。アサギマダラに出あったのだ。その途中の道で、ヤマグミに出会った。まだ熟していないので食べなかったが、子供のころのヤマグミの味を思い出した。



10月2日国東を回る。最初に行った千塔寺跡は、この国東六郷満山を巡るとしたらキーポイント・眼目の一つになるべきところだと思った。ずっと登っていくと、五輪塔があちこちにあった。鬼が生まれ変わりたくて、千の塔を寄進すると願をかけたが、999塔で 一番どりが泣いて、ついに鬼のままで山奥へ逃げた、と言い伝えがある。この千の塔が千塔寺のいわれだ。


この日、次に行ったのは岩戸寺、文殊仙寺、両子寺、午後遅く三浦梅園旧居に行った。



10月2日泊。別府、明礬温泉の白濁した湯はなかなかよかった。


10月3日昼食。南小国町、蕎麦街道の「朝霧」。この辺りで一番気に入っている蕎麦屋