舌状地ではないのか

テレビのニュースで、浜松の茶畑の崩落が放送されているが、地質の話があまり出てこない。ヘリからの写真を見て、ここは舌状地(扇状地)ではないのか、と思った。その見方からの話が放送されていない。
舌状地で、その舌状の形、周辺の同様地形、過去の崩れたところ(川べりに当然出ている)を見れば、専門家ならかなりの予測ができるはずだ。
私は全くに素人だが、45年ぐらい前、ベントナイト層に乗った土地が、安易な造成事業委で崩れる事態に対する調査に、まちづくりにかかわっている人間として参加した。
その後、河岸段丘や舌状地が気になるようになった。京都府の福知山から綾部に至る鉄道の景色は、その典型だと思う。
上記の、茶畑が、単なる富士噴火の地質なのか、河岸段丘のよるものなのか、もともと地すべりしやすい舌状地なのか、によって対策が決まるのだろう。