じねん・日本教・多神教

我らは駅伝動物だ② 駅伝マンという本・日本を走ったイギリス人

人類が宇宙史の駅伝に参加し始めてから、モノの変化を伝える駅伝(例えばDNAなど)以外に、精神文化の駅伝も加わった。 少し計算してみよう。除夜の鐘の最後が鳴った時(新年が始まった瞬間)にビッグバンが起こったとすると、地球が生まれたとされているのは(4…

我らは駅伝動物だ① 心と体の二本のたすきを受け取り、次世代へつなぐ

今年の正月に、テレビで駅伝を見ながら、人類のつないできたタスキのことを書き始めていたら「駅伝マン」という本を見つけた。早速アマゾンに注文した。 「駅伝マン・日本を走ったイギリス人」という本は、星印をつけるなら、五つ以上つけたい。このアダーナ…

駅伝が好きだ③遺産相続の制度に異議あり

モノとチエに蓄積された遺産が、我々の暮らしの基盤になっていると書いてきた。これは人類共有のものであるのに、一部の人たちに相続されることによって、貧富の差が拡大し続けている。 現在のモノやチエを創造する人が、いくら優秀な人であっても、新規に付…

駅伝が好きだ② 

人類が宇宙史の駅伝に参加し始めてから、モノの変化を伝える駅伝(例えばDNAなど)以外に、精神文化の駅伝も加わった。 少し計算してみよう。除夜の鐘の最後が鳴った時(新年が始まった瞬間)にビッグバンが起こったとすると、地球が生まれたとされているのは(4…

駅伝が好きだ。正月には、テレビで駅伝を見ている。

我らは駅伝動物だ。体と心の二つの駅伝ルートを持っている。 我々の宇宙のつながりも駅伝だ。138億年前のインフレーションのところまで行って確かめたわけじゃないが、 ビッグバンのところを見たわけじゃないが、 その時から一回も途切れることなくつながっ…

人形浄瑠璃・一谷雙葉軍記、熊谷桜の段、陣屋の段(博多座)

劇場が文楽向きではないので、極めて見にくかった。それはさて置き、日本の伝統思考について考えてしまった。 一つ目は、日本の伝統庶民文化と天皇制のことだ。常々なぜ天皇制が続いてきたのかということに疑問を持っていた。武力も経済力もない状態が1000年…

東日本豪雨・鬼怒川氾濫の被災者に云った言葉

「ベッドなどがいるんじゃないですか」と朝日テレビのアナウンサーは、84歳の女性の被災者に云った。そのオバアサンは「命を助けていただいて本当の感謝している」といい、その顔つきは「そんな身勝手なことがいえるか」と、変な若い女のアナウンサーの同情…

オリンピック関連のデザインで、恥さらしは審査員だ

模倣だったからダメだ、という話がテレビで出ている。問題は模倣以前だ。何をするにしても「心」がいる。 心のないパタン整理だけの作品を選んだ審査員は、地位の高い人なんだろう。そういう人は自分の意見より、空気に合わせることが得意なんだろう。

日本人の優しい心のルーツは気候からきている

「自分はどこから来たのだろう」とか、「日本人のルーツ」に関心を持つようになったのは、20歳の時ビッグバンのことを聞いてからのように思う。それから 私は戦前最後の飢餓体験世代なので、小学時代から「日本は平地が少ないから食糧不足なんだ。平野の多い…

デザインは、適当な型の寄せ集めなのか

オリンピックの看板のデザインのようなものが決まったというニュースで、パタン図のようなものをテレビで映していた。「何を言いたいのか」がさっぱりわからなかった。 何か訴えるものがないものは、‟芸”とはかかわりがないものだ。小説でも、詩でも、絵画で…

縄文時代の煮物土器は世界の大発明

日本の文化・科学のルーツは、縄文時代の煮物用土器だと思っている。下が尖った縦長の土器で、たき火の中に刺して周りの熱で煮炊きしたのだろう。 これは世界初の発明かもしれない。煮物という技術で、食べ物の対象が広がり、食材の蓄積ができるようになった…

法律家と常識人の位置の違い

「厚木基地の自衛隊機は夜間飛行はできないが、米軍機は良い」という裁判結果が出たらしい。法律の説明はできないが、結局のところ、日本が戦争に負けて、占領下にあった時から継続されている権利だからではないか。 つまり、占領下の法体系のけじめをつけず…

暑中挨拶の続き

暑中挨拶状の下書きをしていて、再開発事業の計画は「共同合意」だと書いた。その下書きに、「会社の経営計画も同じだ」とかいている。 さらに「国の経営」のための合意書となる憲法も同じだ、と書いている。以下続きを書き入れておく。 連合国の占領下で決…

出雲大社の柱

今年の天候は、不順できついですね。私も傘の年に近づいて、草刈りや畑の世話などもきついです。当然ですね。傘に近い年月を生きてきて、日本人としての自分の考えは「おかげさま、おたがいさま」だと割り切れたように思います。 「おかげさま」は縄文人から…

世界遺産でなく、日本遺産を!!

世界遺産登録を喜ぶという日本人はおかしい。どうかしている。 古代から、悠久の自然のパワーを大切に受け継いできた日本人が、世界(と云っているがヨーロッパの価値基準だ)遺産をありがたがることはない。 群馬の富岡製糸場は、フランスからの導入らしい。…

大阪の住民投票

現状維持派の票がわずかに上回った。しかしその票差を作ったのが、70歳以上の人の投票だというのはひどい。 以前から言っているように、一人一票と云う制度は極めて不公平だ。政治は未来に向かって行うものだから、未来に対する責任重み=平均余命に対応して…

鴨長明が「方丈記」を書いた場所、親鸞の生誕地 

4月3日に関西から召集がかかって、昼頃、京都山科の醍醐寺で花見もを兼ねて集まることになった。 私はせっかくだから、山科に行くなら、鴨長明が豊穣の庵を作って住み、方丈記を書いていたところに行って見たいと思った。 京都東西線の醍醐寺駅の一つ南の「…

イスラムと日本

二人の日本人が、「イスラム国」につかまっている。72時間以内に2億ドル身代金を払えと言っている。 今朝、歯医者に行く前にテレビを見ていると、捕虜の一人・後藤さんの母親という人が、奇妙な記者会見をやっていた。まず母親と息子の名字が違うケースはど…

自分だけでできること

自分一人で、誰の助けも借りずにできることは何か ・自分の性格を変えることだけ。 ・生存条件(基盤)は、人類の物的・知的遺産で形作られてきた。 ・生きることは、先人の働きのおかげ。立つ場所、座る場、食べることなどすべて。 ・煮物食事の発明=土器鍋…

自分の存在は、何の結果なのか

自分の現在は、どうして存在しているのか ・サルの生き方と、現在の私の生存条件 ・今生存しているために関わった人は=世話になった人は? 自分の今存在することに関わった人々の働き 自分の存在の彼方(過去)に存在した、世界中の人類の働き(価値創造)

じねん・Natre・Normal

私たちが「それはおかしい、自然じゃないよ」と云う時の気分は、“天然自然に反する”という気持ちと、“人間的ではない”という考えが共存している。このベースが多元主義であり、多神教であり、「あらゆるものの神・佛が宿る」という考えの元になっている。 つ…

思いやり、多神教、じねん、科学的

日本人の言葉で面白い言葉がある。中学生頃から使っていたような気がする。その時のムラ(集落)中の場所や仲間の顔まで浮かんできそうだ。仲間同士で言い合いになった時、一発で仕留める気分だったような気がする。 「それは不自然だ」という言葉だ。 子供心…

「多元論]「唯一の社会主義国キューバ」とテレビ東京の番組で云った

“未来世紀ジパング”という番組が面白い。そこで、キューバのことを「唯一つの社会主義国」と云っていた。そして番組の内容も、「行列は多いが、平等で福祉の行き届いた国」というとらえ方だった。そこでは、みんながよく働いて平等に生きられる、暮らしやす…

Youは何しに日本へ この番組は面白い

私は日本へ行くのが好きだ。だから、この番組の外人たちの、日本に対する好奇心に共感する。ということは、この自分も“外人”になってしまっているのかなと、思ったりするからだ。オチコボレは日本のレギュラーから見るとダメガイジンと同じなんだ。 会社の経…

薪割りは自然現象

一日おきぐらいに、薪割りをしている。近くにメジロやカササギが来る。2〜3メートルぐらいのところに、平然といる。薪割りをしている音は自然現象だと思うらしい。声を出すと逃げる。カラスはもっと用心しているように見える。 メジロはひどい時には、椿の…