じねん・Natre・Normal

私たちが「それはおかしい、自然じゃないよ」と云う時の気分は、“天然自然に反する”という気持ちと、“人間的ではない”という考えが共存している。このベースが多元主義であり、多神教であり、「あらゆるものの神・佛が宿る」という考えの元になっている。
つまり、138億年(?)の変遷の神秘を受け入れていることになっている。人類は、常に疑問を持ち、なんでもわかった気にならず、割り切らずに悩み続けたことによって、素晴らしい知恵の蓄積を成し遂げてきたのだ。
NatreとNormalがどんな意味合いなのかよく分からないが、西欧の思想は、疑問に立ち向かう時の“がまん”が足りないような気がする。
1980年頃、一時“ホーリズム”などの欧米の本が日本で流行っていたが、今の欧米はどうなっているのかな。