2012-01-01から1年間の記事一覧

孤独死、自然死ってどんなこと

「お前が三才の時に、おばあさんに背負われていて、上がり框に下ろして『ああえら』と声を出して、そのまま奥に入って寝て、しばらくして亡くなったんだ」と、母親から聞かされてきた。私の祖母は、死ぬ前まで三才の孫の守りをしていたのだ。何度も聞かされ…

医者に「死ぬときはどんな死に方がいいか」と聞かれた

この2〜3年、一生分の病との付き合いのような日々だった。 ①最初はメガネの不調。10年春。 ②気になって、電話帳で眼科医を捜して、眼鏡用の検査を頼んだ。 ③眼科の診察で、白内障が見つかった。それよりまず、0.02という右眼の視力を上げる手術をしよう…

「自然死」のすすめ、中村仁一著

「中村さんが、こんな本を書いている」と思って、2月頃に『大往生』の本を買った。そうこうしていると、大ベストセラーになっていった。 実は、1993年の暮れに、中村さんの病院で『断食』をさせて貰った。その時の感想をよかネットに載せているので、い…

突然、一羽も雀が来なくなった。(久里洋二)

「3時前に大地震!雀は探知して逃げてしまっていたのだ。敏感な雀は、地震の予報士だったのだ!これからは雀を観察して地震を予測しよう。」 「いつも来る100羽近い雀が、3月11日には1羽も現れなかった。……地震を予知してどこかへ逃げていてのです。…

原発廃止論はおかしい

福島原発事故までは、私も原発廃止論だった。あの事故で、こんなに安易に大事故が起こるなら、どこでも起こるに違いない。また東電の原発事故の誘因が、官僚主義的(辞書によれば、形式主義的、独善的、責任逃れの態度のことで、官僚=役人そのものの悪口で…

九州で、ガレキ問題ごたごた

「ガレキの処理には、なんとしても、多くに地域が協力せねば」とは思っていた。しかし、北九州市が「受け入れる」と言い出して、「何で九州まで運ぶのか。そんなに石油を使って、環境破壊していいのか」と思いだした。どう考えても、何か不自然だ。 「東京の…

ブログもたもた

パソコンのスピードがあまりにも遅くて、その上、写真の扱いがうまく行かず、書く気がしなかった。

あじさい、6月11日撮影

資本主義論

資本とは、マルクスに言わせれば、「死んだ労働」だと云うことだ。対象化された労働が、道具となり知的資産となり、インフラとなって次世代の人を助けて、豊かさを築いてきた。 ところが、現代はペーパーマネー=資本とする考えが多数派になったので、全世界…

“オイボレの病気自慢”卒業?

3月16日に百道の山王病院に入院して、19日にカテーテルアブレーションという、心臓手術を受けた。術後三ヶ月と言うことで、8日に検診に行ってきた。かなり調子が良くなっており、卒業と云うことになった。

主役はギリシャとスペイン

このところ暇なときに国会の議論を見たりしている。新聞も、テレビも、日本の消費税を上げる理由が、ユーロにあることに触れずに、日本の今日・明日のことばかり喋っている。 今や、日本の円はドルやユーロ、さらに中国の元より、世界のペーパーマネー資本主…

アオムシになってしまいそう

毎日、シュンギクと水菜、サニーレタスが伸びて、食べるのが大変で、このまま行くとアオムシになってしまいそうです。 友人が、1月から2月頃、心臓の不整脈が一番わるかったので、2月以降「畑でも作れ」と云って、荒れていた畑の草を取って耕耘機で起こし…

かわいそうだ論の限界

「国が責任を持ってやるべきだ」とか「社会の責任で考えるべき」という言葉を使うときには、“国はもっと私たちに対する税金を増やして”とか“個人の負担を増やして”と言う言葉をつけて発言しなければならないという法律を作るべきだ。

ガレキ引き受けの義務はあるのか

現地まで行ったわけではないが、あのガレキは地元だけでは始末がつけられないかもしれない。阪神淡路地震の時のようには行かないかもしれない。 しかし、いつもズルばかりして、豊かな部分だけを食い逃げする人間を保護し続けると、社会的モラルが狂ってしま…

肉体労働価値説と知的労働価値説

私の労働価値説は、27歳の時、初めに勤めていた編集屋の会社が倒産し、組合の委員長として再建の活動をした頃から感じていたことだ。危機感を持ってみんなが支え合って働くと倒産以前の何倍かの仕事が、特に高品質の仕事が出来たことだ。人間と言うことが…

“モノツクリ日本論”の見当違い

今の世に腕力で作るモノ等は、低賃金の対象だ。世界に冠たる高賃金日本人を知らないか。モノでも“知恵の含有率の高いモノ”だけが日本の商売の対象だ。中国などでも作れるモノは、日本の稼ぎにならない。 「日本人の知恵が下がっている」から、「賃金も下げて…

④親子世代間労働市場争奪戦争

マルクスなどが言っていた、“死んだ労働”活用戦争だ。つまり、知恵を受け継いでいる人間が、良い仕事をする。知恵の受け継ぎを、誰が受け止めているか。

③2000年には大都市は『親子げんか』の時代が来る

日本中の農山漁村から、男一人を残して、全部都市へ出て“日本の高度成長“の担い手になった。その結果、嫁不足が15年続いている。 また親がリタイアできる以前に息子たちが労働市場に参入しだしたので、都市側は、就職を巡って親子世代間戦争が起こっている…

②1969年に隠岐島(島根県)で感じたこと

島内の人口が、ものすごく減っていた。特に、どの地域に行っても、一番多い世代となっているベビーブーム(団塊の)世代が一番少なかった。 「これはえらいことだ」と思った。 隠岐の人に聞いてみると、その世代の出生者が一番多かったと云う。つまり大都市…

人口論①10年〜20年後が肝心

テレビや新聞、学者、アナリストが、「日本の人口が大減少する。たいへんだ」と喚いている。実際に自分の人生を生きている我々にとって、必要な未来予測は1年後、5年後、10年・20年後だ。50年後は、初歩的計算力を見せびらかす以外の意味はない。威…

”ちづる”という映画を見た。「居場所」のことを考えた

母と兄が千鶴の将来のことを相談していると、自閉症の娘が、2年ぶりに施設へ行くと言い出した。そして行ってみても、結局そこは気に入らない。 「この娘の居場所を、どう見つけたらいいのかな」と思いながら映画の画面を見ていた。 すると兄が「居場所見つ…

フキノトウ

今月の初めに、フキノトウを、わが家の庭というか荒れた畑というか、フキが広がって困ることの副産物を採った。 去年はそれを細かく刻んで、以前に阿蘇の方で買ってきていた味噌と合わせて、フキノトウ味噌にした。適当にいろいろ入れてやったが、絶品が出来…

続・叱られちゃいました

またしても、長期さぼりをやってしまいました。体調は、少なくとも外見上は元に戻っているのですが、息が上がりやすい。 一時、毎日が心房細動だったが、この頃は1/3ぐらいは調子のいい日がある。これでは手術も仕方がない。 3月16日に入院、19日に…