医者に「死ぬときはどんな死に方がいいか」と聞かれた

 この2〜3年、一生分の病との付き合いのような日々だった。
①最初はメガネの不調。10年春。
②気になって、電話帳で眼科医を捜して、眼鏡用の検査を頼んだ。
③眼科の診察で、白内障が見つかった。それよりまず、0.02という右眼の視力を上げる手術をしようということになった。
④その為には内科の医師の診断書がいる。そこで、不整脈と肺のくもりの指摘。循環器科と呼吸器科の紹介。
循環器科医院では、不整脈・心房細動の宣告。呼吸器科では一応大したことはないと言われた。
⑥眼は、右の弱視のみ手術し0.2にまで回復。左の白内障は様子を見ることにした。
⑦心房細動は今年の3月に手術、見事に脈拍が安定している。
⑧振り返って考えてみると、06年の10月屋久宮之浦岳に登る時、予想以上に息が切れた。08年3〜4月の遍路も、坂道になると息が切れた。
⑨その後、シニアの仲間と近くの山に登った中で、11年10月の二丈岳の時は、それほどの山ではないのに、途中で動けなくなってしまった。
⑩丸2年余眼科のT医師と付き合ってくると、見出しのような質問をされるようになった。
 「どんな病気がいいか」と言われて、即「癌かな」と返事をした。「医師に多い意見ですね」と言われた。