日本教・じねん

三輪明神、三輪山へ登る

21日、中島武司さんに連れて行ってもらって、三輪山に上った。 9時から登り始めたのだが、登下山が3時間ぐらいかかった(相当ゆっくりペース)。その間に出会った人は35人ぐらいだった。 約半分が30〜50才ぐらいの女性たち。残りの半分がオイボレ男性。その他…

天王寺美術館、山の神仏(かみほとけ、吉野・熊野・高野)

20日の午後、大阪市立天王寺美術館へ行ってみた。「山の神仏(かみほとけ)」特別展をやっていたからだ。「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録10周年記念と銘がうたれている。 とにかく相当気合が入っていた。というよりは、「多神教・神仏習合」という視点…

石清水八幡宮

4月20日、石清水八幡宮へ行ってきた。石清水という意味は、“山中から出る清泉”を神として祀ったからだ。まさに、日本神道の「自然の不思議や恵」が御神体になっている。“じねん”そのものだ。 神宮寺は明治の頃に、一度無くなりかけていた? そして今もあまり…

小保方,STAP、研究者・学者

これは騒動だ。あちこちで、特に理研自身が小保方さんの仕事にケチをつけ始めた時、「この連中は、頭がおかしい」と感じた。私は学者・研究者の世界が、ドロボウOK、コピペOKの、恥の文化がない、日本の中でも特殊な世界だと感じてきたからだ。 私の体験…

日本教の原点(私の主観)140305

・オーバーに言えば138億年前のインフレーションや、ビッグバンを前提にした多元主義。 ・縄文の煮炊き用の土器の開発=人類の煮物調理の発明。人類の生存条件の飛躍的充実拡大。それをベースとしたのが和食文化。 ・日本書紀の「一書にいう」という多様性の肯…

国東探訪、宇佐神宮・御許山 2014.3.18

【17日】9時半天神の日銀前スタート(I君の車)。宇佐の手前で薦神社へ行った。ここは池がご神体になっているところだ。 午後宇佐観光協会の小野さんから、ルートの取り方についた教授を請う。(25000の地図持参) 夜は、真玉の「美のり」で 1500円の最高の…

万能細胞と小保方さん

ネイチャーに投稿した時、「過去何百年の生物細胞学の歴史を愚弄している」と言われたという話を聞いて、「これはネイチャーという一神教だな」と思った。少なくとも権威主義教だ。 一方、小保方さんは多神教の日本的世界になずんでいるので、何にでも試して…

母親から教えられたこと

「どんなモノの中にも、神さんがおられる」「どこにでも仏さんがおられるんだよ」ということが母親の口癖だった。おそらく、親から受け継いだ言葉だったのだろう。仏さんっと神さんの区別はなかった。 10歳以前の頃の話だから、鎮守の森の方ではカミサマで、…

“アリガト”と“ゴチソサマ”

友人が「ベトナムに来い」と、電話やメールでやかましくいって来るので、ベトナム便を検索していたら、武田鉄矢の喋りが出てきた。そこで「ベトナム人は、日本人と中国の人、韓国の人とを間違いなく見分ける。日本人は物を買ったら『アリガト』と云い、食事の…

日本人てなんなんだ 

日本人の心、気配り、やさしさなどは、神仏習合で出来上がったと思っている。 神道は運命を受け取って、人類の積み上げたもの全部を受け止めることで、「こうすべきだ」とか「神に従え」などと云う不遜な考えはない。素直に「人類の歴史の恵みを受けて、それ…

このオレは何者だ、何ができるのだ

なんとなく、「俺はこう考えるより仕方がないのだ」と思いだしたのは、都市再開発事業で、300世帯余の立ち退き計画にかかわって、割り切るより仕方がないという気になった時だ。 「俺は何ができるのだ」と思った時、「人の世話にならない限り一秒も生きてい…

日本人の良さ(2)心を揺さぶる日本兵の日記 ドナルド・キーン(日本文学研究者、文芸評論家)

とにかく、兵士の日記を読んだことで、新たな関心が湧いたと言えます。日記の最後のページには、アメリカ兵に向けて英語のメッセージが残されている場合もありました。「この日記を見つけたならば、戦争が終わってから私の家族に送ってください」という具合…

日本人の良さ(1)ブラジル地平線の果てに学校を作った日本人女性とは?

リポーターがなぜ日本語学校をやっているんですか?と尋ねた時、城田志津子さん77歳は、「日本語には、いろいろな意味や情緒を表す言葉がある。日本語が失われていくのでは?という危機感から日本語を教え始めた」といった。日本語は日本人の心を作り上げて…

生存条件の良い、温暖・植生豊か・魚も多い国人間は優しい

タイやべベトナム、カンボジア、台湾などでは、何となく安心な気分になれた。環境がやさしいので、人間の気分もゆったりするのだろう。 日本の外交から見ても、気性の激しい乾燥国とはうまくいっていない。 どの国とも仲良くやっていこうという態度は大切だ…