万能細胞と小保方さん

ネイチャーに投稿した時、「過去何百年の生物細胞学の歴史を愚弄している」と言われたという話を聞いて、「これはネイチャーという一神教だな」と思った。少なくとも権威主義教だ。
一方、小保方さんは多神教の日本的世界になずんでいるので、何にでも試していくという、現実重視で進んだのではないかと思う。
科学的ということは、少なくとも138億年以来は、この世界が「あらゆるところに神仏が宿る」という無理のない考えが貫徹しているのではないか。つまり、科学的ということは多神教の世界だ。