三輪明神、三輪山へ登る

21日、中島武司さんに連れて行ってもらって、三輪山に上った。
9時から登り始めたのだが、登下山が3時間ぐらいかかった(相当ゆっくりペース)。その間に出会った人は35人ぐらいだった。
約半分が30〜50才ぐらいの女性たち。残りの半分がオイボレ男性。その他の1/4ぐらいが30歳未満の男女という比率だったかな。
素足で登っている女の人が6人いた。「なぜ裸足なの?」と聞いたら「気持ちがいいですよ」と云っていた。元気で素早いこと。
山頂の神籬は、丸い巨岩がごろごろしていた。
30〜50世代の女性が元気な時代なのかな。一番闘わねばならんグループ(世代)になっているのかな。健気な女たちを見ていると、40年ほど前に有料老人ホームの話を聞きに行った、岩城裕子さんの言葉が思い出される。世間でリストラ問題がやかましく言われているころ、「女は初めからリストラされているんですから」と云った。だから自分で仕事を作って働いているのです、と言うわけだった。
日本の多神教を訪ねるには、とにかく熊野三山へ行かねばならんと感じている。