“アリガト”と“ゴチソサマ”

友人が「ベトナムに来い」と、電話やメールでやかましくいって来るので、ベトナム便を検索していたら、武田鉄矢の喋りが出てきた。そこで「ベトナム人は、日本人と中国の人、韓国の人とを間違いなく見分ける。日本人は物を買ったら『アリガト』と云い、食事の後で箸を合わせて何が呪文(ゴチソサマ)を言うからだ」と話していました。
この“アリガト”と“ゴチソサマ”が、日本人が神仏習合以来築き上げてきた理念・宗教(私が我流で考える日本教)だと思います。もとはと云えば、137億年前の宇宙発生以来受け継いできた、“じねん(自然)”と“思いやり(仏教の慈悲)”でしょうね。もっとも、宇宙の96%が暗黒エネルギーと暗黒物質で、よく分からないそうですが。
もともと、どの民族も、137億年受け継いできた「思い」をベースに生きてきたのだが、思い上がった一部の人間が“一神教”を発明したのだと思う。