百条委員会

猪瀬直樹が東京都議会で吊し上げられている。いよいよ「百条委員会」にかけられるらしい。
彼の著書では「天皇の影法師」が一番面白かった。それを読んだ頃は京都市左京区に住んでいたし、八瀬童子の八瀬には時々行っていた。そして「ふるさと」と云うかま風呂の主人から、天皇陛下の葬儀のことも聞いていた。
百条委員会がなぜ気になったのかと云うと、40年ほど前に、実は百条委員会に出席したことがある。ある人口4万ぐらいの都市で、市の学校用地の造成工事が、工事途中で地滑りを起こして、工事費用が大幅に超過することになった。それは執行部の失政だということで議会が決定したものだった。
私などが見ると、別に百条委員会でなくてもいいように思ったが、議会が大仰に責任追及をするための委員会だった。そこへ参考人として「学者・研究者」が4人よばれたわけだ。その一人だった。
私にとっては、議会と市長側の建前のやり取りは面白かったが、百条委員会はかなり大変な会議だ。
ところで、猪瀬直樹についてもう少し触れると、道路公団民営化の委員をやっていた頃はメールも面白かったが、副知事になるころからは、メールは届くが読んでいない。