2014年始のまとめ──【あらゆる病のもとは“血の巡り”ではないのか】①

○偏見に満ちた個人的「血の巡り論」
 自分の身体は、私の意思に関係なく、46億年前にできたらしい地球に、どこかから飛んできた隕石や彗星の中の有機物が先祖らしい。それからあれこれあって、一番近い先祖は両親だ。そして父親は60歳の頃、大雪の早朝、雪よけから帰ってきた時、強い立ちくらみによって玄関の上り框で座り込んでしまったことを覚えている。それ以後も心臓が悪いようなことを言っていたが、88歳まで生きた。
 最後の2〜3か月寝込んでいた頃だったと思うが、見舞いに行って、背負って風呂に入れた。そしてよい気分でいるとき「寝たままでいいから、葬式用の写真を撮るよ」と云ったら、その気になって口を閉めてカメラを見てくれた。嬉しそうだった。葬式には、一眼レフで撮ったその写真を使った。
 私の健康管理は、こういったことをすべて忘れていて、健康診断も受けないできた。
 今回の、心臓の不整脈手術を受けた後、あまりにも前後の調子が違うので、今更ながら、この10年余の身体の調子を振り返ってみる気になった。