日本人の良さ(1)ブラジル地平線の果てに学校を作った日本人女性とは?

リポーターがなぜ日本語学校をやっているんですか?と尋ねた時、城田志津子さん77歳は、「日本語には、いろいろな意味や情緒を表す言葉がある。日本語が失われていくのでは?という危機感から日本語を教え始めた」といった。日本語は日本人の心を作り上げているのだな、と私は思った。
 そのことを、20歳でブラジルに移民し(1956年)、そこで日本人と結婚し、開拓しながら子育てをしていた日本人女性が、26歳の時に土曜日本語教室を始めた。今では隣町にも新しい日本語学校設立。そこの校長先生に就任。日本で暮らしたのは20歳までだのに、ヨーロッパ語との違い・日本語の良さを理解していたのだ。
   テレビ番組「世界の村で発見!こんなところに日本人」より