日本教の原点(私の主観)140305

・オーバーに言えば138億年前のインフレーションや、ビッグバンを前提にした多元主義
・縄文の煮炊き用の土器の開発=人類の煮物調理の発明。人類の生存条件の飛躍的充実拡大。それをベースとしたのが和食文化。
日本書紀の「一書にいう」という多様性の肯定。戦時中に受けた画一主義教育とは大違い。
神仏習合思想の形成。6世紀頃に宇佐弥勒寺と宇佐神宮の習合がスタート?
・問題を起こしたのは、八百万の神を無視して、一神教天皇神道で支配をし、暴力的・画一的な精神主義で国民を圧迫した時代だ。
日清戦争日露戦争は、強いものに対する戦いであり、日本の危機防衛的意味があった。しかしその後の韓国併合や日支事変(日中戦争)以後は、対欧米コンプレックス、アジア諸国への思い上がり・蔑視などや、日本国内での軍部や官僚による一般国民への差別や圧迫など、民族の品性を貶める時代であった。
さらに、日本兵を食料や兵器の準備もせずに戦地に駆り立てて、死に追いやったのは、軍の将軍や国の高級役人だ。400年前の秀吉の時代には、毛利攻めでも北条攻めでも、戦地に対する補給から始めている。ロジスティックス(兵站補給)を無視して戦争をやったのは、一神教的になったからだ。
この教訓は生かされていない。1985年以降「みんなで渡れば怖くない」という依存主義・画一主義に流れ、以後、1000兆円以上のツケを次世代に残しながら無節操を続けている。
7年後には、私自身が想像もできなかった85歳になり、円安になり、金利が上がって国債が破たんする。わが子や孫たちは災難に遭遇する。まあ、居直って考えれば、私たちの世代も、前の世代の冒険主義、画一主義、依存主義による国民大飢饉・大虐殺の被害者の末端であったわけだが。
韓国の、慰安婦像を先頭に立てた日本人蔑視は許しがたいことだ。将来にわたって、わが子孫が国際的な蔑視を受けることになる。この屈辱は、戦時中に官僚主義軍国主義で美味しい思いをしていた連中の子孫だけが受けるのではない。一般の日本人や韓国人を蔑視していた、対欧米コンプレックス、アジア諸国への思い上がり連中だけが貶められるのではない。我らの子孫全部が世界の中で辱めを受ける。
いま日本人は、古来の多元主義、多様性思考に立ち返り、1905年頃以降の日本史を見直し、①まず、日本人の伝統思想「多元主義・多様性思考」を若い人たちに伝え、②財政赤字の解消を目指す。その原資は相続資産の50%と、企業の社内留保の50%を当てればかなり解消する。③これができれば、ペーパーマネーだけの見せかけの景気ではなく、新しい経済がスタートし、一気に好景気になる。