新型コロナ、クラスター、パンデミック

新型コロナ対策として、小中高校が休校とすることになった。すると各メディアが、子供を預かる仕組みについて「子供に優しいニュース競争」をしている。その方法は①学校で特別教室を作って学校で受け入れる、②地域で子供を預かる、③子ども食堂を充実して昼も夕方も供給する、などを誉めはやしている。メディアの人たちは、地域社会や国全体のことより、今日自分たちが格好いいことを狙う。“今日楽主義者”  の集団だから。

小中高の学校閉鎖という対策は、ウイルスに感染しても重症になりにくいが、活動力のあふれた子供たちに、感染媒介の役割を果たさせないようにするという作戦だ。子供たちにやさしくし過ぎると、子供たちは軽症で治癒しても、どこかの子供たちの集まりが感染のクラスターになるかもしれない。

今の子供たちは優しくされ過ぎている。こんなチャンスには、寂しさや、孤独、ひもじさ、自分で炊事をする、などの経験を積ませるべきではないのか。

幸いにしてNHKの朝ドラの、視聴率の低いことが問題になっているようだ。子供の頃から働き続けた「おしん」の再放送でもしたらどうだろう。