オチコボレ流とは自分独自の道を行くこと

“じゃあ止めとく”と云って買わなかったことが何度もある      
何を買おうとしていたのか思い出せない。やっとその気になって差し出したら、店員さんから「皆さんがよく買っておられますよ」と言われたとたんに買う気がなくなった。「よく出ていますよ」と言われて止めたこともある。「安い買い物にしては、これはいくらか特色があるのだろう」と思って買う気になっているのに、「これは平凡だぞ。面白味も味もないぞ」と言われると「では止めます」という以外の対応はない。
食品でも、衣料品でも、有名品やブランド物というものは買わない主義なので、「よく出ている」という感じのものは選んでいないつもりだが、店員さんは「あなたも皆さんと同じですよ」と言うことがサービスだと思っているのかもしれない。
これは買いもの妨害だ。
オチコボレ流の原点は、「テメエは人並以下だ」と自分に言い聞かせながら生きることだ。