「オチコボレ流で生きてきた」という本をまとめている

 表紙に「オチコボレ流で生きてきた」と書いても分かりにくい、と言われて、短い説明的な言葉をつけようと思っても、上手く出てこないが、それの案を書いてみる。

・オチコボレ流は、舗装道路の外側を歩き、ブッシュの中でタカラを探す

・変化のある道は楽しい

・自分流で生きる

・”寄りかからない”行き方

・金儲けでなく、人もうけで生きる

・人もうけをすれば食べて行ける

・オチコボレ流は失敗を恐れない、失敗(オチコボレ)からスタートするのだから

・失敗を恐れると、成功は来ない

・失敗こそ、成功への架け橋

・オチコボレ流は面白がり(仕事も)

・イヤイヤ野球型から、楽しみサッカー型へ(全員工夫、支え合い)マネジメント

・サッカー型マネジメントで、生産性が4~5倍になった経験

・たまに100点を取るより、60点以上を続けることがオチコボレ流

 こんな言葉を書いていると、説明くさくていかん。しかし、とにかく83歳まで生きてきて。去年の暮れに急性胆管炎になってバランスが壊れたのか、急に歩きにくくなっていたが、三月には胆嚢を取ってしまう手術をして、今年は去年、一昨年より体が動くようになり、草刈りも出来るようになっている。

 そんなところへ「小生、昭和40年代後半に糸乘さんと知り合いになり」というような便りが届いた、このオオトモさんも「男性の寿命の81才になり……」と書かれている。皆丹念に生きてきているのだな。早く返事を書かねば……

 私も元気を取り戻すべく、10月から3キロぐらい歩き出した。少しずつ伸ばして、1時間休まず歩くようになり、次いで山を30分以上休まず登る訓練をしたい。それが出来たら来春、熊野古道小辺路を歩きたい。

 今は「お別れ本」をまとめることと、熊野古道の準備だ。