阿部首相のメール オチコボレ?

小泉首相の時から、総理官邸のメールを読んでいる。が、小泉以降のメールは、阿部総理までは読むに堪えなかった。
阿部メールに代わってから、「この人はずいぶん肩の力が抜けているな」と思った。特に今日届いたメールはすごい。


安倍総理のメッセージ6月24日(月)投稿

ワシントンD.C.を貫くポトマック川の上流にある、緑豊かな小学校から、
今日はお客様をお迎えしました。

20年以上も前から、ここの小学校では日本語の学習が始められ、3年前には日本庭園が設けられているのです。
公立学校ですが、日本との絆を作ってくれている学校です。
以前、私が総理大臣だった時に官邸にお呼びし、
その後、私自身この学校を訪問しました。

日米同盟は日本の外交の礎です。
それを支えるのは、実はこうした草の根の日米交流だと思っています。
こうした絆を大切にしていきたいと思います。


安倍総理のメッセージ6月25日(火)投稿

「挫折は大いなるキャリアである」。私の確信です。

引きこもり、事故、破産。
様々な挫折を経験し、再チャレンジに取り組んでいる方々を官邸にお招きして、お話をうかがいました。
私自身、前回難病により総理の座を降りるという大きな挫折を経験しましたので、本当に共感しました。

再チャレンジの最大の問題は、最初の壁をどう突破するか。

「自分一人で生きているのではない」。
これが挫折を乗り越えた皆さんが見出した共通の答えでした。

「努力した人が報われる社会」全員参加型社会に向けて、全力を尽くしていきます。



これは驚きです。いつも私は「オチコボレはチャンスだ」「失敗はキャリアだ」「失敗もできずに、何かがうまくいくことなどあり得ない」と云ってきた。
「挫折は大いなるキャリアである」などと云うなら、オチコボレ流の一員になってもらわねばならん。
皆さん官邸メールを読んでみませんか。