震災と津波

震災から立ち上がるとは、次の運命を見つけること

被災地の人たちは、今後の運命を見つけ出さねばならん。元再開発コーディネーターとしては、現役の方々が地域の被災者の方々の相談に乗って、コーディネイトしてあげてほしい。これらの費用は、コンクリートではないから、それほど多額にならない。 被災者が…

津波防災は、“地域ぐるみの修学旅行”から

テレビや新聞で聞こえてくる防災計画は、大げさなコンクリートと、お金を使う話ばかりのように聞こえる。 東北の、あるいは福島の復興計画らしきものが、何を狙っているのかよくわからない。もともと、「人々の、家族の、街や集落の5年後・10年後」をみんな…

東南海地震対策は、小・中学生の東北修学旅行から

釜石の宝来館で、女将さんの話を聞きながら、「これは修学旅行で聞いたらいい話だな」と思った。 関東から関西までの太平洋岸の子供たち、とくに危険だといわれている高知県の太平洋岸の子供たちは、鵜住居小学校や釜石中学校へ行くといい。いまわ瓦礫置き場…

宝来館、女将さんの話―津波てんでんこ

近くに釜石市立鵜住居小学校と釜石東中学がある。この学校では日頃から、津波に対する避難の学習をしていた。小学の子は一応目標の高さまで逃げてきたが、後から来た中学生がもっと上まで逃げようとしているのを見て、先生はすぐに一緒に逃げることにした。…

:震災から学ぶ第一歩は、小・中学生が修学旅行に行き、追体験することではないか

宝来館に泊まり、翌朝女将さんの話を聞きながら、「これは子供が修学旅行に来るところだな」と思った。 宝来館に津波が迫り、みんなが「逃げろ、速く―」と悲痛な声で叫んでいる動画を見せながら、女将が笑顔で話す。削いて、「私も津波にのまれましてね」と云…