カメは山頂だけ見ていた→ゆとりもなかった 090625

ずっと以前にきいたはなし。

ウサギはカメを見たり昼寝をしたりしていた。能力のないヤツは、隣や世間を気にせずに、自分だけ仕事を楽しめばいいのさ。もとは、イソップ寓話

・三遊亭歌の介 18人が真打ち昇進試験を受けた。柳家小さんが「今回の合格者はこぶ平(林家正蔵)ときん歌(歌の介)だけ。あとはペケ」といった。ところがマスコミはこぶ平を取りまいたが、歌の介には一人も見向きもしない。悔しくて泣きながら山手線に乗った。(ここはいろいろの説があるが)偶然師匠に出会って話を聞いてくれたが「じゃあ何かい?あんたの目標はこぶ平かい?」といわれ、「カメはウサギではなく山頂を見ていたんだ」という話を聞かされて、吹っ切れた。