地震と60年還暦説

 今日は『福岡西方沖地震』の6年目だ。東北関東大地震が起きて10日目なのだが、その間にも何度か地震が起きている。
 今回の地震で、一番気になるのが、指揮を執らねばならない人たちの判断や意志決定の遅さだ。
 60年還暦説は、信じてよいことのように思う。
 日本の近代化は明治18(1885)年の日本銀行券の確立で始まったと考えている。それまでは革命のプロセス。これまでに武士はクビになって、車夫馬ていのたぐい(車引きや馬てい)などになるモノや商人や百姓になる者もいた。
 60年後の1945年(昭和20年)にも、ガラガラポンをやって全員クビになり、新円切り替えもやった。
 その60年後の2005年にはバブルの清算をするべきだったのだと思う。それを誤魔化して、次世代へのツケ回しで凌ごうとする狡さが、現在の破綻を起こしている気がする。