ネットワーク型経営を、うなっていた頃

 1980年頃だったか、仲間とよくネットワーク論をうなっていた。その結果、1983年に始めたのがアルパックニュースレターであった。考えついたよい計画方法や見つけた各地の事例を発表して、社会の役に立とうという気分だった。それでもしなけりゃ、「誰からも注目されないし、仕事をさせてもらえない」という自覚からだったァ。
 個の自覚は社内でも、オチコボレの私だけのことで、みんなはコネもあり学歴もあり、自信を持っていたのかも知れないが、それにしては仕事が取れなかった。
 「自分から発信することによって、評価を受ける」ということがスタートだった。