①就職試験の受験法を孫に告げる

 おじいちゃんが、「仕事って何が自分にむいているか、分からんもんや」といっていた。「どんな仕事でも面白いかも知れん、好きになれるかも知れん、と考えて続けてみることがコツだよ」といっていた。「おじいちゃんはオチコボレだったが、それでもなんとかやって来られた」ともいいましたので、とにかく一生懸命やってみます――これが面接のコツだよ。
 ヒョッとしてこんな風景かな
〇ところでおじいちゃんは何をしていたの
・最初は編集屋だったそうです。雑誌や事典も作っていたようです。
〇次は何していたの
・小さい建築会社だといいました。
〇次もあるの
・都市計画やまちづくりのプランナーだといっていました。
〇ずいぶん違う仕事に変わったんだね
・いや、全部同じだったといっていました。みんな大勢の人の意見を聞いて、協力を得て、多くの人の合意を得ることばかりだった。コーディネーターとかいう商売だそうです。
 孫は今年高一ですが、テレビで、教師が画一的な返答の仕方を特訓しているのを見て、ついこんなことを書いてしまった。