演歌のビブラート

 土曜の朝(8月7日)「クラシックでお茶を」というラジオ番組で、ビブラートをしない「古典派の演奏」というのを聞いた。非常に、すっきり・さわやかな感じだった。
 クルマに乗っているとき、、アチコチの市民会館などで、プロの歌手らしい人が唄っていることがある。その時、ビブラートと云うつもりか、震うのがうまいと云うことになっているのか、ひょろりんひょろりんと、終わったかなと思うのに、まだ何回も震わすのを聞く。一寸うるさい感じだ。いわゆる「自己中」な感じの歌手だ。
 カラオケが盛んになるにつれて、かなり前から、一応プロらしい歌い手も“震わせ方“がひどくなっている。
 いかにも「震わせているぞ」とあからさまに、不自然に分からせることが「上手下手の基準」になったのか。