橈骨神経麻痺と『オチコボレ流・倒産会社再建法』

<橈骨(とうこつ)神経麻痺 Saturday night palsy>という難儀な故障で、左腕が不自由になってこまっていた。
先月の26日に「治らないんですけど」と云って再度医者に行った。そうしたら、「治りませんか。もっとかかるのかなあ」と客観的にいう。「もっと早く治る方法はないんですか」と聞いても、「ビタミンB12ぐらいですね」「マッサージをしてもだめですか」「かえって悪いんです。神経が損傷しているのですから、神経細胞が伸びてくるのを待たねばならんのです」「ネットで見ると、8週間ぐらいするとよくなると書かれていますが、そんなにかかるんですか」。「それじゃあ、薬をもっと増やしましょう」と云って、21日間の処方をくれた。
実際、珈琲カップを持とうとしても、手首から先が下がってしまう。薪をつかんでストーブに入れることができない。パソコンは、左手では薬指でAとSしか打てない。その意味は、麻痺している手首から先が、半握り状態なので、薬指だけがキーに触りやすいということだ。
仕方がないので、『オチコボレ流・倒産会社再建法』でも書いておこうと思った。昨日から今まで書いていて、パソコンに入っているものの整理をしようと始めた。すると、左手がASDEまで動いている。
と云うわけで、「少し治りかけている」ということを書きたくなった。昨日今日は今年一番の寒さみたいだが、これが過ぎたら、春になるだろう。薪割りもそれほど必要はなかろう。『オチコボレ流・倒産会社再建法』を書くことにしよう。