エネルギー・環境に対する選択肢、

[意見の概要]
4か所ぐらいの原発を、経営効率は、いくら悪くても保持すべきだ。
目的は、今後の数十年にわたる、国内原発の安全訓練のため。さらに、中国や韓国の原発事故対処のため。
[意見及びその理由]
 私の住まいは、玄海原発の西風下31キロのところ、中国の黄砂と原発の風下、さらに韓国の原発の風下、北朝鮮の東南にも当たります。これは日本全体の立地条件でもあるので、その視点で意見を述べる。
原発のような、長期システムに対処するには、数十年後の子や孫に対する安全志向が必要。
②一度手を出し、使い始めたシステムに対して、“即”とか“完全”などという、偏った言論は好ましくない。とにかく子孫の健康を守ることが第一。
③地球的立場などとまで言わないが、気候だけには注意が必要。
④今後の安全訓練のため、国内に4~5か所原発を残す。そこを安全技術の研究拠点、事故に対する防災・安全訓練の拠点とし、現在の地震防災訓練以上の活動をする。
⑤なお、④の成果を踏まえて、周辺国への安全・防災技術協力を進める。この協力は第一義的に日本の安全のためであり、工業とかシステム技術協力とは異なる。(工業技術やシステム技術は、戦後日本が努力して海外から特許権を買って、導入してきたように、有償の商売とすべきもの)
⑥さらに、原発廃棄物の処理技術の確立に励む。