太陽光発電は貧乏人イジメ

 わが家の2階の屋根は日当たりがよく、一切遮るものもないので、太陽光発電にはよい条件を備えている。私も補助電力として考えてもいいと思っていた。しばらくすると営業マンも{今なら補助金がありますからトクですよ」と勧めに来るようになった。 
 気になったので聞いてみた。シリコンパネルなどの生産に要する石油など(工場の建設費や人件費など=日本人は石油で生きている)のエネルギーが、何年ぐらいで元がとれるのか、と聞いた。
 実質的な耐用年数と、効用期間はプラスなのか、ということだ。すると「補助金でかなり償却できるので大丈夫ですよ」といった。「それじゃあ、他人の税金のパクリ屋になる。10〜20年ぐらいで、エネルギー収支はプラスなのか」と聞いたら「補助金がなかったらそんなことは無理ですよ」といって、それ以後来なくなった。
 太陽光発電というのは、今後効率がよくなっても、石油ジカ焚きより悪いのではないかという気がする。結局貧乏にイジメの景気対策ではないのか。