一生、試験を受けたいのですか。仕事場へは受験会社の人と出勤するのですか

 就職試験の受け方を、教えるというセミナーを受ける学生が多いようだ。この意味が分からない。しかし流行っているようだから、有効なのだろう。おそらく試験に受かって会社に入ったら、受験アドバイスの会社から、人を一人派遣してきて、新入社員の後ろにくっついてアドバイスを続けるのだろう。
 デスクワークをするときはその後ろで、営業活動で訪問するときも一緒について行く。これは、なかなかしゃれた失業対策だ。民主党政府ならそれに補助金を付けるだろう。
 今の首相だと名のっている人が、「一に雇用、二に雇用、三に雇用」といっていた。これは狂っている。仕事、ビジネスが増えなくても雇用を増やすと言うことは、「税金を増やして、バラマク」という方針だろうと思う。
 「それは国がやればいい」とすぐに言う人がいる。その人は「私の税金を増やして」という言葉を省略しているのだから、もっともっと国税を増やすべきだろう。そうして、大学卒業生全員に、アドバイザーを付けていけば、雇用は2倍になる。 
 昨年の10月のブログに、「就職試験の受験法を孫に告げる」という内容を書いた。孫に、上記の逆をやってほしい、と思って書いたのである。