覚せい剤ニュースの怪

テレビや新聞のニュースには、変なものが多い。「1990年代には20歳代の若い人が多数を占めていた。今では40歳代が一番多くなり高齢化が進んでいる」と云われても、これがどんな意味を持つのか変な感じだ。
このニュースは何を言っているのか。「高齢化」なのか、「20年前と同じ世代が」覚せい剤に馴染んでいるということなのか。ニュースは前者だと言っている(各テレビ局のニュースを、気を付けて聞いた)。
私はニュースを聞きながら、「70年代に生まれて、80年代=モノの豊かさの頂点でモノゴコロがついて育った世代なのか」と、年代をイメージしていた。つまり同じ世代なわけだ。後者の問題に気が付く人がテレビや新聞にはいないのか。