相続税②

相続税の税率は、文芸春秋では基礎控除なしの20%と書かれているが、葬儀代として100万円ぐらいの控除は良いと思う。しかし、土地家屋などの課税評価額も、現在のような(実は最近は評価が高く、我が家などは大工さんに払った金額より高く評価されてしまった)不公平な評価ではなく、正確に課税すべきだ。
いずれにしろ、一般庶民の税額は知れている。
当然ながら、金融資産も株券も課税対象だ。骨董品名は評価に困るかもしれないが、それらが動くと金回りが活発になる。国民番号を作って、抜け道がないようにしなければならんが、悪知恵者は必ず出てくる。それも社会活動の内として認めよう。
生前贈与はどうするのか。遺産相続より、少し税率を下げる(たとえば18%)。「早く若者に渡せば有利ですよ」と云う仕組みにする。文春によると、「年間相続額は50兆円で20%の税率で年金財政の収入は10兆円」とあるが、厳密に背番号でやるともっと多いのではないか。おそらく20兆円ぐらいの収入になったりするかもしれない。
とにかく「金は天下の回りもの」がいい。