続 サッカーワールドカップ 闘莉王
決勝トーナメントに入る前の、産経新聞に闘莉王の記事が出ていた。
「岡田監督が守備重視の戦い方に変更したとき、選手だけのミーティングで闘莉王が熱弁をふるった。『俺たちはへたくそなんだから、泥臭くやんなきゃ勝利なんて転がってこないよ』。遠藤によれば『30秒で終わる話を5分ぐらい話し続けた』という。
だがこのことで、選手も開き直れた。以後、選手からは『自分たちは弱い』『失うものは何もない』と口々に聞かれるようになった。
初戦のカメルーン戦で国歌演奏時に『肩を組もうぜ』といいだしたのも闘莉王だ。『肩を組んだ方がエネルギーが移し合えるから』
彼らは、ひとかたまりのベンチャーになっていたのだ。
今日は、彼らが南アから帰ってきて、記者会見をしている。