選挙権を公平に 見える革命を起こそう

 ドラッカーの考えが好きだ。知的労働経済学を重視したからだ。最近マルクスがはやっており、資本論の本も多い。私はマルクスボーイだったが、ボーイと云うのは深く考えずにはまり込むようなヤツという意味だが、ドラッカーのマネジメントにも惚れた。
 そのドラッカーの中で一番気に入っているのが、「見えざる革命」だ。この本のキモは、今の選挙制度では「40〜50歳ごろになると、自分が60歳になったころのシステム思考で投票する」というものだ。
 公平な選挙制度の提案をしておこう。“未来規定権公平主義”という考えだ。
 年齢によって“持ち投票権”を決めることにするのだ。10才ごとに1票とし20才代は8票、30才代は7票、90才以降は1票とする。20才までの子供の権利を無視するわけにはいかないから、それは20才以後の最初の投票時に加算する。例えば以下の通り。
・20才代の最初の権利は、2票プラス8票=10票
・20才代の2回目以降は8票
・30才代は      7票
・40才代は      6票
・80才代は      2票
・90才代以降は    1票
 こうなると20才ぐらいの若者は元気になりますよ。“買収”だとか“公明選挙”だとかむづかしいことは言わずに、元気に明るくやりましょう。
 20歳の連中は、「将来はどうでもいいから1万円で約束するよ」とか、この際「次世代の党」なんてのがあるが、とにかく20才代のオイラを党首にせよ」となだれ込んで、“次世代に公平を”というスローガンで投票運動をするとか、とにかく元気に、明るくやりましょう。
 むかし、「明るい選挙」とか「公明選挙連盟」などということがやられていた。そこへ「公明党」というものが出てきた。ちょっとパクリのような気がしたが、問題にならなかった。少々は、なんでもいいのだ。
パッとやりましょう。今日はいい天気だ。